【初心者向け】Decentralandの仕様とBlenderの設定方法を解説
最近注目されているメタバース。
メタバース上に建物やオブジェクトなどを自分で作ってみたい!メタバース建築に興味がある!という人も多いのではないでしょうか…
でもどうやって…??なんか難しそう…
そんな方に向けて、Decentraland(DCL)に建物を作る手順をわかりやすく連載記事で紹介していきたいと思います!
Decentralandにこんな建物が作れる!
先日Media DAOのBuilderチームで、NFTファンギャラリーを作りました。
レベル高いです…!!どのギャラリーも本当にかっこいい…
各ギャラリーについては、MediaDAO Builderチームのツイートをぜひチェックしてみてください!!
私もこのNFTファンギャラリーの1つを担当し、知識0の状態から1ヶ月半くらいで制作しました。
一人だと不安ですが、わからないことがあればBuilderチームのみんなが教えてくれるので、ぜひ興味がある人はチャレンジしてみてくださ〜い!
メタバース建築の制作の流れ
まず、ざっくりとした制作の流れはこんなかんじです。
①Blenderで建物を制作
②BUILDERに①を取り込む
③BUILDERでNFTをかざる
色々と制限はありますがBlenderを使わずBUILDERのみで制作することもできるので、まずはBUILDERのみで作るというのもありです。
こちら参考にしてみてください。
Decentralandの仕様
英語の記事になりますが「DOCS」にDCLの仕様について詳しく記載があり、
この仕様に沿って作る必要があります。
土地の広さ、高さなどの制限について
まず気をつけたいのが、土地の広さや高さなどの制限について。
このルールに従わないとエラーになり表示できなくなってしまうので、とても重要です!
制作する際にこの制限を超えていないか気にしながら作っていきます。
- ポリゴン数(三角形面の数): n x 10000
- エンティティ(アセットの数): n x 200
- ボディ(メッシュの数): n x 300
- マテリアル: log2(n+1) x 20
- テクスチャ: log2(n+1) x 10
- 高さ: log2(n+1) x 20
- 1区画の広さ: 16m x 16m
nにはDCLの区画数が入ります。
たとえば1区画、2区画、4区画の場合はこのような数値になります。
1区画の場合 | 2区画の場合 | 4区画の場合 | |
ポリゴン数(三角形面の数) | 10,000 | 20,000 | 40,000 |
エンティティ(アセットの数) | 200 | 400 | 800 |
ボディ(メッシュの数) | 300 | 600 | 1,200 |
マテリアル | 20 | 31.7 | 46.4 |
テクスチャ | 10 | 15.8 | 23.2 |
高さ(m) | 20 | 31.7 | 46.4 |
区画の広さ(㎡) | 16×16 | 32×32 | 64×64 |
Blenderソフトのダウンロード
続いて制作準備に入ります。
Blenderソフトをダウンロードします。無料です!
今回はmac版をインストールします。
インストールできたら、Blenderソフトをアプリケーションフォルダーにドラッグアンドドロップしてください。
アプリケーションフォルダからBlenderソフト開けたらOKです!
日本語表示の方法
このままでも大丈夫ですが、日本語表示にする方法もご紹介します。
まず左上の「Edit」をクリック
続いて「preferences」をクリックします。
「Language」で「日本語」を選択すると日本語になります。
ポリゴン数(三角形面)の表示方法
次に、ポリゴン数(三角形面の数)の表示方法についてです。
右上にある矢印マークから「統計」をクリック
ここにでてくる「三角形の面」の数値が先ほど制限(1区画であれば10,000)以内に収まっているか確認しながら作る必要があります。
Blenderの操作方法については、今回は割愛します。
YouTubeで調べるとたくさんでてくるので、ぜひ調べてみてください。
こちらの動画などわかりやすかったので参考になるかもしれません!
次回の記事では実際にBlenderを使って制作していきますのでお楽しみに〜〜
もしわからないことがあれば、Media DAOのDiscordにてBuilderチーム(@Builder)までご連絡ください。
Media DAOではメタバース建築のプロジェクトがたくさんありますので、興味がある方はぜひご参加くださ〜い🐥