手数料のことは考えなくて良い(木を見るな、森を見よ!)

おはようございます。手数料研究家のヒヨコロです。🐤

今日は、手数料なんて微々たるものだから考えない方が良いですよ、そんな小さな了見ではモテないし、大きなもうけ話を逃しますよというお話をして自分をいじめたいと思います。

  • 内野安打を否定するイチロー氏
  • 人の悪口を言わない橋下徹氏
  • ビットコインを肯定するエミン・ユルマズ氏

そんなふうにヒヨコロが自己否定をしていきます、苦痛! どエム! NTR!

手数量は微々たるもの

手数料なんて微々たるものです。

コンビニATMの利用には8:45~18:00の間は220円かかり、それ以降は330円かかります(三菱UFJ銀行の場合)。もしあなたが先輩と飲みニュケーション(死語?)をしていて、「よし、二件目行きましょう」となった時、先輩がお金が足りないことに気づいたします。

「あ、18時すぎてる、ATM利用手数料割高になったからお金おろすのやめとくわ、明日返すから後輩君たてかえといてくれる?」って言われたら後輩くんはどう思うでしょうか。

ふだんは220円、夜は330円、たった110円をケチることで失うものが大きすぎると感じるのではないでしょうか。僕は感じます。

また、とても可愛い彼女(参考図)と、運良くとても良い雰囲気になれた時にお金がなかったとして「すぐそこにあるコンビニでお金を引き出すか」「遠くの銀行ATMまで行くか」「朝になるまで待つか」、どれを選ぶのが人生全体として成功すると思いますか?

彼女の参考図

ちょっと話はずれますが、この可愛い彼女の作者は愛乃嘘子さんというイラストレーターさんなのですが、彼女の作品は表情がすごく絶妙だと思いませんか? 僕は一度見るとどうしても目が離せなくなってしまって、そしてずっと心に残ります。

そんなこんなで、手数料という小さなことを気にして、人生の大きなチャンスを逃してしまうことはほんとうによくあることなのです。あいや、僕はあるのです、みなさんはどうですか?

販売所形式で買いましょう

まず、仮想通貨界隈でよく言われるのは「販売所形式で買うやつ情弱乙」ということです。販売所形式は手数料は無料といいながら実はスプレッドと言われる実質的な手数料がすごく高い、それに気づかないやつはバカだという論法なのですが、バカというやつがバカなのであって、そんなもんは気にせずに自分が買いたいと思う方法で買うべきです。

株式投資などに慣れていたら別ですが、そうでない人には指値とか成行とかから覚えないといけない「取引所形式」はハードルが高いです。買い方が難しいということは失敗する可能性も高いということです。

ジェイコム事件」ってご存じですか? とある金融機関の担当者がジェイコムという会社の株を「1株を61万円で売り」をすべきところを誤って「1円で61万株を売り」と入力して発注してしまい、数百億円という莫大な損失をだした事件です。

もちろん担当者はプロですよ、プロでも間違うんです。この例は極端ですが、「指値のつもりで成行にしていた」とか「計算を間違えてちょっと高く買っちゃった/安く売っちゃった」「売るボタンと買うボタンを間違えた」とか、小さいものを含めると仮想通貨や株式投資をやっている人は誰でも一度や二度は間違えたことや間違えそうになったことがありますよね。一回も間違えたことのない人は極めて少数派だと思います。

販売所形式ではそんな間違いはありません、ネットショッピング感覚で買いたい数量だけを指定すればいいんです。

そして取引所形式で買うのと比べて、販売所形式で買うとどれだけ損をするのかご存じですか? GMOコインのとある一瞬を切り取ると次のようになります。

  • 5,753,775(取引所価格)
  • 5,787,723(販売所価格)

その差約0.59%、これを視覚化してみましょう。(GMOコインは特にスプレッドが小さいです、他の取引所では1%~3%くらいが普通です)

そして、もし「取引所」での買い方がわからなくて数日間戸惑った場合の損失を視覚化してみましょう。

もちろん、慣れれば取引所形式でもそんなに難しくはないですし、そもそも積み立てビットコインをやろうとすれば販売所形式しか選択肢はありません。微々たる手数料を気にして積み立てをしないで毎月手動で買うぞって決心しても、結局めんどくさくなってやめてしまう将来が見えます。(僕の経験からの予想)

だから、ある程度は販売所形式も許容すればいいのです。

LINE PayとBinance P2P取引

さて、今日も安定のSTEPN話です。STEPNでGSTから日本円に交換する場合の「上級者向け」のルートとしてこんなルートが紹介されていました。

  • SolanaでGSTをUSDCに交換⇒Binanceに送金⇒USDCをUSDTに交換⇒P2P取引でLine Pay⇒LINE証券

しかし、そもそもSolana⇒日本円のルートには、BinanceでBNB決済を使っての交換で0.075%、GMOコインの交換で-0.01%と、うまくやれば送金額のおよそ0.065%程度しか手数料がかかりません。⇒参考:海外の取引所と日本の銀行間の資金移動にかかる手数料

そして、上記の上級者ルートは個人間のチャットなどが必要で、取扱額もそれぞれそんなに大きくなくて数回に分けた取引が必要になることが多く、仮に手数料がほぼ0円で市場と同じレートで交換できたとしても得できるのは0.065%、つまり10万円の送金で65円、100万円の送金で650円です。

この上級者向けルートはとても面白くて、Binanceでは通常のトレードではなくてコンバートを使う方が手数料が安いとか、時々P2Pで掘り出し物の良レートがあったりすることや、LINE Pay、LINE証券まわりでお得にポイントが稼げることなど、それぞれの手順に「よりお得な秘密」があり、手数料研究家の僕にとっては垂涎の的のルートではあるのですが、ルートの手順のどこかでミスをしたり詐欺にあったりする可能性がすごく高く、一般的にはリスクとリターンが見合わないし、かかる手間もすごく増えます。ほんとの変態マニア向けの方法です。

だから、とにかく国内でSOLを売買するのが簡単なLiquid by Quoine(明日4月1日からはLiquid by FTXにサービス名変更)を利用するのがほとんどの場合で正解なのです。きっと。

手数料のことを考えている膨大なその時間で何ができたか?

手数料なんて小さなことをちまちま考えている間にもっと大きなことをすることを考えた方が良いのではないでしょうか。どの送金ルートが一番安いかをずっと考えて1回100円得するよりも、どの仮想通貨に投資するかを考えて1回10万円利益をだす方が良いですし、何か事業を始めて100万円利益を出すことを考えたほうがいいです。

ただ、1回考えたらその後ずっと手数料がお得になるなら、考える価値があります。4月から新社会人のみなさんは、もし選べるなら給与振込口座にはネット銀行を、投資を始めるのにネット証券を選ぶだけで、都市銀行を使う人と比べて生涯できっと数十万円の手数料が節約できます。

それにしてもたった数十万円とも言えます。

賢い人は、手数料研究科の研究結果を見てコストを削減していて、浮いた時間でもっとクリエイティブなことをしているのです、きっと。

まとめ

というわけで、今日は自分自身の好きなジャンルを否定するという、どエムなことをしてしまいました。

手数料数百円を損するのが怖くて手を出すのが遅れると、そんな小さなことよりずっと大きな機会損失をうける場合があります。とりあえずやってみる「習うより慣れよ」「当たって砕けろ」の精神がどんな世界でも強いと思います。

好きな女の子には遠回しにちまちまとひとりよがりなサインを送るんじゃなくて、率直にどストレートに「好きだ」という人が勝つのです。(なんか急に話が変わった?)

悲しい気持ちになったのでもう寝ます。

それではまた、DeFi〜(@^^)/~~~

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