MediaDAO主催!Non Fungible Chronicle 名古屋

おはようございます。手数料研究科のヒヨコロです。🐤

今日はMediaDAOが主催で名古屋で開催されているリアルイベント「Non Fungible Chronicle」(NFC)に行ってきましたのでそのご紹介と、関連して思いついたことを書いていきます。

イベント概要

このリアルイベントの会場は、名古屋市の上社(かみやしろ)というところにあります。電車アクセスの場合、名古屋駅から地下鉄東山線で一本の「上社駅」です。しかし名古屋駅から12駅もあってそこそこ時間がかかります。駅からは徒歩5分程度です。

自動車の場合はすぐ近くまで高速道路で行けて、駐車場も近隣にいくつもあるそうです。

こちらのブログが参考になると思います。

建物についたら、駅から遠いほうが会場への入口になってます。(僕はエレベーターで2階から先に入ってしまって???の状態でした)

なんともおしゃれな建物です。入口からすぐに半地下に下りて建物の中に入ります。

中ではいろんなイベントやNFTの展示がされています。僕はNFT鳴門美術館にも行ったことがあるのですが、展示は少し似ていました。週末や休日は誰かしらがトークセッションや実際に絵を描いているところを見る時間もあって、ファンの方には垂涎ものだと思います。

2階には作業コーナーがあって、自分で描いた絵がNFTのモザイクアートの一部になるようなイベントもされていました。子どもやNFTをやってみようと思う学生、大人にはとても良いイベントだと思います。

チケット

約半年NFT News Japan.に記事を投稿し続けてきたので、ワンチャンMDFNのホワイトリストはもらえるかもと思っていましたが、まあこのイベントには全く貢献ゼロでしたし、そして考えてみたらNFT関連の記事なんてほぼ書いていなかったこともあってか、とにかくMDFNのホワイトリストはいただけませんでした。

だから僕は正規のチケット料金を支払って入っています。大人1,000円、子ども500円です。チケットの買い方はウェブサイトから申し込んで「Peatix」というチケットアプリ(?)をインストールする必要がありました。

このアプリは優れもので、カード決済をしてチケットの発行までアプリ内でできてしまいます。

そして運営の立場にたってみると、手数料も「(チケットの金額)×4.9% + 99円」と、Apple税やGoogle税などと比べても格安です。

例えば今回のNFCだと利用料は一人あたり 1,000円 * 4.0% + 99円=148円です。1000円に対して14.8%で、AppleやGoogleだと30%くらい平気でとってくるところなので、格安であることがわかると思います。

ちなみにキンコン西野さんの「煙突屋」で使われている「Base」というサービスの手数料は、3.6% + 40円/件なのでBaseの方が安いですが、使い勝手の良いチケットサービスはついてないのでケースによって良し悪しです。(スマホの購入画面を見せるとかそんな方法しかないので不正が見分けにくいし、データベースとの照合に時間がかかる)

グルメ

せっかく名古屋まで来たのだからと、お昼ごはんは味噌煮込みうどんを。独特の芯のある麺ですね、どんなにゆでても煮崩れすることはなさそうな固いゴワゴワ麺で、麺を箸で持ち上げるとゴワゴワの形のまま持ち上がります。ちなみにこのかしわ味噌煮込みうどんは2,339円、向かいの天ぷら付き味噌煮込みうどんは2,591円です。二郎の600円とどうしても比べてしまいます。

おやつには味噌カツを食べました。ちなみに名古屋駅にある名鉄百貨店9階の「矢場とん」は昼時には1時間以上待ちになるので、NFCへの途中の駅にある栄駅で降りてセントライズ店に行ったほうが絶対におすすめです。写真の「わらじ定食」は1,800円でした。か、観光地価格? 地元の人はもっと安くで美味しいもの食べていると信じたい。

「矢場とん」のキャラクターは強そうですね、NFTとの相性めちゃ良いんじゃないの? と思ってしまいました。

スタンプカードのような、お店のファンコミュニティ兼割引会員カードとしてNFTを発行して、それもちょっとギャグ要素も入れたジェネラティブにして。他人に譲渡はできない日本の法律の縛りはあるけれど、楽しそうです。

ペイメントDAO

NFTを活用したビジネスモデルを考えていて、ペイメントDAOを思い出しました。

「ペイメントDAO」とはこのイベントの主催をしているMediaDAOの主催者であるかねりんさんとMasaさんが近ごろ考えられているとても面白そうな何かです。

なんでも、自分の立ち上げた「かねりんラボ」の課金システムが気に入らないからと自分でペイメントシステム作ったれ!という動きだそうです。発想がほんとに凡人ではないと感心してしまいます。

僕もDeFiの送金手数料の安さは革命的だと思っているので、支払いシステムは常日頃からいろいろ考えているのですが、スマートコントラクトの知識が僕には不足しているので、毎月の定額課金のために「自動継続・自動引き落とし」ができるのかどうかわからないです。

ブロックチェーンの未来にめちゃめちゃ可能性を感じている僕の希望としては、こんなイメージの支払いができたらいいんじゃないか、もしくはワンチャン今でもすでに可能ではないかと妄想しています。

  • 暗号資産払い(ETHもしくはUSDC)
  • Ethereum/BSC/Polygon で、1か月分のNFTを購入(スマコン作成、WebサイトでMint)
  • DiscordでNFTを承認、紐づけて閲覧・書き込み権限を付与
  • 毎月末には翌月分のNFTの発行サイトを会員あてメッセージで案内

Discordの運営にも明るくないので、毎月Discordの設定を変えるのにどれくらい手間がかかるのかも理解できていません。うう、やはり求められるのはプログラミングの力、そしてDiscord運用の力です。これは今めちゃめちゃ求められていると思います。

とにかくブロックチェーンに対応した偉大なSNSの登場があるまでは、Discordしか選択肢がなくて、事実上Discord一強の状態が続きそうです。

Lightningでは?

ちなみにLightningでは送金は可能なんでしょうか?

Spotlightが良い例だと思いますが、可能です。可能ですが、ユーザーがLightningウォレットをもつ必要があるのと、そのウォレットにBTCをまず送金する必要があるのとで、なかなか現実的には難しいと思います。

そしてDiscordがLightningには対応していませんので、ブロックチェーンのしくみを生かして自動的にスマートに、とはならず、裏で支払い完了リストを作ってそれをDiscord IDと紐づけてひとつひとつ手作業で? 閲覧権限を与えないといけません。それを毎月!?

なおかつ、BTCしか使えないのでUSDCという選択肢はありません。

しかし、仮にBTC払いでOKだとすると、例えばBlueWalletやWallet Of SatoshiのようなLightningウォレットは無料で作成できるし、メタマスクよりも操作がシンプルで簡単です。そして例えば日本のGMOコインからはそのウォレットあてに無料で送金できます。

つまり準備までは無料ででき、実際に支払う際の手数料は送金額の0.3〜0.4%程度で送金できてとても魅力的です。例えば会費が3,000円だとしたら1回あたりの送金手数料は10円程度です。

しかし、送金方法が独特なので、各ユーザーごとに異なるインボイス(請求書)を送付する必要があります。だから運営側はユーザに対して一括のアナウンスではなくて、個別でDMを送らないといけません。

そしてスマコンではないので自動引き落としなんてものはありません。できるとしたら、自動引落機能をアプリとして作成し、お互いに同じアプリを使うくらいしか可能性はありません。ユーザーに新しいアプリをインストールさせるのは避けたいところです。

そんなこんなで、送金手数料のことを考えると、BSCかPolygonが現実的な選択肢になってくるかと思います。そしてNFT関連プロジェクトということであればPolygon一択になってしまうでしょうか。PolygonだとJPYCという選択肢もあるかもしれません。

Ethereumは現実的じゃないでしょうね。ガス代だけでも数百円かかるので、そんな非効率が発生するならクレジットカードを使った既存ECサイトの方がましかもしれません。

まとめ

今日のまとめです。NFC名古屋はよかったです。手を動かすスペースが良かった。未来を育てているのを感じました。

そして支払いはPolygon+Discordが一番可能性が高いのではないか、でも自動引き落としは難しいかもしれない。(もしかしたら詐欺師のコントラクトに習って、自動引き落としが可能になる可能性も?)  しかし半自動引落ならなんとか次のような方法で可能ではないか。

  • 毎月末に翌月分の閲覧・書き込み権限更新のアナウンス
  • ユーザーはアナウンスされたサイトにアクセスし、ETH(USDC)でNFTを発行
  • ウォレットとDiscordを接続

あ、願望になってしまっています。NFCのまとめ雑だし…

あと名古屋めしは高いので、安くて美味しいところゆるぼです。

それではまた、DeFi〜(@^^)/~~~

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