誰でも広告で報酬を得られる【Back Wallet】2024年春リリース予定
広告付きのWeb3ウォレットのベータ版が2024年春にリリースされることがblocksky合同会社から発表されました。
展開される国は日本・ベトナム・ナイジェリアの3ヶ国で、同時展開されます。
対応チェーンはEthereumで、また今後コミュニティも展開されます。
「Back Wallet」の開発チームのうちの1人であるpalpal(@palpalNFT)氏が以下のようにポストしています。
広告に関わることで報酬を得る
「Back Wallet」によって報酬を得る方法は1つではありません。
まず、「Back Wallet」を使用すると、トランザクション中に広告が流れ、それを見るとキャッシュバックがあります。
また共創広告を目指しており、PRしたい企業側の広告をユーザーが作ることによってユーザーは報酬を得る事ができます。
「Back Wallet」内部で拡散することでも報酬を得る事が可能です。
コミュニティをつくる意味
「Back Wallet」では2024年2月にコミュニティが展開される予定です。
コミュニティを展開する理由として、palpal氏が以下のように分析しています。
・企業にとっては新しい人材の発掘ができる
・クリエイターにとっては企業案件や仕事を得る事ができる
・コミュニティ広告、ターゲッティング広告と相性が良い
palpal氏voicy:【告知】本日10時にPRTIMESさんからプレスリリースが出ます
今後の展開
今後の展開については以下のように発表がありました。
・ウォレット発のユーザーコミュニティを活用し、企業やweb3プロジェクト向けに、クリエイターと企業の共創広告の制作や、新製品開発のためのマッチングの場の提供
【世界初】blocksky Inc.が、広告付きweb3ウォレット(特許出願済)のクローズドベータ版「Back Wallet(仮称)」を来春リリース。「日本」「ベトナム」「ナイジェリア」でPOCを開始 | blocksky合同会社のプレスリリース (prtimes.jp)
・グローバルで広告審査等の関連業務をDAO化し、透明化の推進
・特許の仕組みを利用した、広告モデルのライセンスおよびOEMでの提供
・広告配信SDKのDappsへの提供
・MEVをマーケティングに利活用する研究の推進
・広告関連データの共有
テストユーザーの募集について
2024年より、クローズドベータ版に参加するユーザーや広告主の募集が開始されます。
2023年12月12日時点で、すでに企業からは2件の応募があったとpalpal氏のvoicyにて言及されています。
palpal氏voicy:【web3】インフルエンサーだけ得ではなく皆にチャンスの分散を考える
最新情報は以下のメディアから確認できます。
・公式X(旧Twitter):@blockskyxyz
・Substack:https://blocksky.substack.com/
・公式Webサイト:https://blocksky.xyz/
まとめ
インフルエンサーが広告塔になって広告収入を得るというWeb2な広告ビジネスモデルに一石を投じるビジネスだと感じました。
筆者のようにインフルエンサーでも何でもない一般人にとっては広告収入というのは遠い存在に思えるし、そう思う人もまた多いでしょう。
インフルエンサーが報酬のためにPRするわけではなく、このビジネスはユーザーが良いと思って自発的に宣伝・拡散する行動に報酬を与えることが発端のビジネスであると筆者は解釈しています。
今までの行動に少しでも報酬が与えられるのであれば、利用者としては嬉しいものです。
今回は言及していませんでしたが、以前のvoicyでは報酬としてガス代を肩代わりするという話もありましたので、気になるところです。
palpal氏voicy:【ガス代肩代わり+α】広告ウォレットのクラファン返礼品で嬉しいものって何?
ウォレットのセキュリティや日本での法律など、まだ課題はあるようですが、クリアしていくことを期待しています。