”学生が作るWeb3イベント”の意義を考える

8月13日〜19日にかけて Nagoya WEB3 Hackathon が実施されました。

企画・運営は地元名古屋の学生Web3団体である Nagoya Blockchain が主催し、近隣の学生を中心に10チームが参加し賞金を競う「学生による、学生のためのテックイベント」

最終日Day7のデモデイでは総額75万円の賞金をかけて熱のこもったピッチが繰り広げられました。ハッカソンの様子・結果に加えて、学生主体で未来の技術を扱いそして競うイベント開催の意義について考えてみたいと思います。

新しい技術を競うにふさわしい会場の雰囲気

会場である NAGOYA INNOVATOR’S GARAGE は吹き抜けの空間が未来を感じさせる雰囲気!
その名の通り起業を支援する拠点(当NNJも支援したゆかりのある場所)

会場は登壇者、審査員など多くの関係者や学生が真剣に聞き入る熱のこもった空間でした。
きっと参加者の皆さんにとっても、思い出深い夏になった事でしょう。

審査員の高田さん鈴木さんyukiさん の学生へのコメントも非常に前向きであたたかいものでした。この場に立った労いと「今後続けていくために」という視点でのアドバイスが多いのが印象的。
これをきっかけにプロダクトをさらに磨き上げ社会実装されるものが出てくるのでは、と楽しみな内容ばかりでした。

最優秀賞とアスター賞双方を獲得したのはTeam「Chicks」

初対面同士でありながら最大人数のチーム構成( Day1 記事参照)にもかかわらず、見事プロダクトをビルドアップ!プレゼンテーションのお題は「エモいxNFT」でWeb3をマスアダプション!

  • スマホで思い出の写真を撮るという身近な行為
  • キーホルダーというフィジカルな記念品とブロックチェーン技術を融合させる
  • 全員が集まった時に初めてNFTがミントできるという希少性と体験

学生らしいマスに届きそうなキャッチコピーと体験の提案、審査員の心を掴むキャッチーなスライドによるピッチはプロダクト同様にレベルが高く、最優秀賞にふさわしいと感じました。

受賞された皆さん本当におめでとうございます!
以下、受賞順位についても発表されていましたので掲載しておきます。

1位 Chicks
2位 カニ動物園
3位 白たぬきい

優秀賞(順不同)
・FanChain
・lexinet Inc.
・LSM
・EventNFT Memories
・ゆかいな仲間たち

Astar賞
1位 Chicks
2位 カニ動物園
3位 FanChain
4位 lexinet Inc.
5位 白たぬきい
6位 LSM

審査員の方々や運営側の皆さんから「順位付けが非常に難しかった」いう感想がまさにその通り、皆さんそれぞれに特徴があり楽しみなプロダクトばかりでした。本当に皆さんお疲れ様でした。

”手を動かす”と”学ぶ”が両立している有意義なイベント

ハッカソンの審査の合間には参加学生たちへの審査員の方々によるパネルディスカッションも実施されていました。
形式も一方的ではなく質問を通して実社会と教育を直接的に結びつけるという、運営チーム Nagoya Blockchain の意図が感じられる双方向的な内容。それだけに、代表:丸山氏が自身のnoteで振り返っている通り事前準備も含めて非常にタフな企画だったと想像できます。学生が企業や多くの関係者を巻き込んでやり切るという熱量を非常に頼もしく感じました。

  • エンジニア目指すならまずはノーコードから始めてみる
  • 名古屋での開発環境の優位性

など具体性のある話も交えてのディスカッションは、世間で言われているようなPFPがどうだという視野の狭い話ではなく、皆さん一様にブロックチェーンという技術が社会にもらたす可能性に言及していました。
質疑の中では学生からWeb3エンジニアになりたい、関連する企業に就職するにはどうすれば良いか?という内容が多く聞かれた点からも、このイベントは十分に成功し意義深いものだったと言えるのではないでしょうか。

学生向けWeb3イベントを支援する企業にとっての意義

今回のハッカソンで作り上げたプロダクトは、8/27に東京・赤坂でデモデイを迎える HR3 HACAKTHON に同時エントリーができる仕組みになっています。
博報堂、AsterやKEKKAIなど、たくさんのスポンサーがスポンサーが協賛し、高額な賞金などの話題性と併せて学生イベントへの各企業の注目度合いが窺えます。
これだけ認知度が上がってくれば、学生たちにとってもハッカソンの実績を引っ提げてインターン先や卒業後の進路を選定するなど、社会進出における新しい自身の売り込み手法、ステータスの出現を感じました。
コミットしたイベントやそのプロセス、結果など全てをブロックチェーンに刻み唯一無二の証明とすることで、企業という枠にとらわれず世界中の様々な部門とマッチングの可能性が生まれることになります。そのような観点でも支援企業と参加学生双方に大きなメリットがある、このような学生イベントはさらに拡げていくべきという意義を感じました。

企業と学生の意見交換の様子が聞ける動画はこちら↓

日本の、中部の未来は明るい!

参加者の皆さんの様子を拝見したのは最初と最後のほんの一部でしかありませんが、一様に皆さんがワクワクして、これからも続けていこうという意欲と意志が感じられたことがとても印象的でした。
代表の丸山さんが最後に「朝の6時まで(8時が締め切り)ほとんど参加フォームの申請がなくてドキドキした…」とコメントされていましたが、各チーム様々なことを乗り越えてピッチに立たったのだと想像します。それだけに非常に頼もしく、日本のWeb3の未来は明るい!と感じられたイベントでした。
同時に、このような取り組みがもっと広く認知されるにはどうしたら良いか考え、より多くの参加者や支援を巻き込めるよう今後も取材活動を通じてマスに広めていきたいと思います。

NFT NEWS Japan 編集部

投稿者プロフィール

編集部には、各分野に精通したプロフェッショナルが集います。
徹底したリサーチと分析を行い、皆様に価値ある情報をお届けできるよう努めております。
情報提供や、一緒に動ける仲間を随時募集中。
メールやDMでいつでもお気軽にどうぞ!必ず拝見致します。

この著者の最新の記事

関連記事

コメントは利用できません。

Pickup Event

ピックアップ記事

ページ上部へ戻る