Azukiの価格が過去30日間で約47%の上昇

海外NFTプロジェクト「Azuki」のフロア価格が、過去30日間で約47%上昇しています。
価格は4.17ETH(約105万円)から5.09ETH(約130万円)に上昇。
Azukiは時価総額約135億円のNFTプロジェクトです。
本記事では、Azukiのフロア価格の推移を解説します。

本記事で分かること
・Azukiとは?
・Azukiの直近30日間(2023年10月4日~11月2日まで)価格推移
・Azuki発売直後の価格の推移
・Azukiの炎上による価格下落
・Azukiが訴訟を起こされた件について

Azukiとは?

Azuki(アズキ)は、2022年1月にChilu Labsから発行された10,000体のNFTコレクションです。
主な詳細をまとめます。

Azukiの詳細
・販売日時:2022/1/12
・発行枚数:10,000枚
・販売価格:1ETH(当時の価格で約37万円)
・ブロックチェーン:イーサリアム

日本アニメキャラクターのようなデザインが特徴的で、SNSなどのアイコン用のNFTです。
Azukiを購入すると、ホルダー限定コミュニティの「THE Garden」に参加できます。
アニメ・ゲーム・アパレルなど、NFTだけでなく世界的なブランドとして育てることが目的とされています。

Azukiの直近30日間(2023年10月4日~11月2日まで)価格推移

Azukiの価格推移は、CoinGeckoで確認できます。

「NFTの冬が明けてきた」とNFTプロジェクトのFounder・マーケターは声高々に主張していますが、実際の所はどうなのでしょうか。
確認していきます。

Azuki発売直後の価格の推移

Azukiは直近30日は価格が上昇傾向にありますが、過去最高値は「31.8ETH」です。(2022年4月3日)

その約1か月後(5月11日)には、8.3ETH(約200万円)まで下落しています。

それ以降の価格は横ばいで、2023年6月10日には、17.78ETHまで価格が上昇しています。

しかし、6月28日以降は価格が急激に下落しています。
なぜか。下落の理由は、Azukiの炎上です。

Azukiの炎上による価格下落

Azukiの炎上による価格下落の要因は「Azuki Elementals」というコレクションが関係しています。
2023年6月27日に販売されました。
Azuki公式から販売された、Azukiとは別のNFTプロジェクトです。

https://twitter.com/Azuki/status/1673023358710214656
Azuki Elementalsの詳細
・販売日時:2023/6/28
・発行枚数:20,000枚
・販売価格:2ETH(当時の価格で約52万円)
・ブロックチェーン:イーサリアム

Azuki Elementalsについては、palpal(@palpalNFT)氏のVoicyで詳しく解説されています。

なぜAzuki Elementalsが炎上したのか、主な要因は2つです。

  • オリジナルコレクション「Azuki」の価格下落
  • 見た目がほとんど同じ

Azukiのホルダーには、10000枚がエアドロップで配布されました。
つまり、販売されたのは10000枚です。
販売価格は2ETHなので、20000ETH集めたことになります。
Azukiがこのタイミングで20000ETHを集めたことに対する批判から、AzukiDAOが訴訟を起こしています。

https://x.com/WuBlockchain/status/1675461714102599680?s=20

また、Azukiの運営チームがAzukiを売ったことがさらに炎上の火種となり、2023年7月3日には6.1ETHまで下落しています。
それでも、今回のフロア価格上昇後の5.09ETHよりも高いですね。

まとめ

本記事ではAzukiの価格上昇やプロジェクトの特徴を解説しました。

まとめ
・Azukiとは?
・Azukiの直近30日間(2023年10月4日~11月2日まで)価格推移
・Azuki発売直後の価格の推移
・Azukiの炎上による価格下落
・Azukiが訴訟を起こされた件について

・今後も価格が上がるのか?
・下がるのか?
・本当にNFTの冬は明けたのか?

インフルエンサーの発信だけでなく、自分で確認することが大切です。

画像ソース:公式サイトCoinGecko

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