2023年3月1日に開講した渋谷Web3大学では、さまざまな社会課題解決のためのプロジェクトが立ち上がっています。
1923年の関東大震災から100年目にあたる9月1日11時58分にプロジェクトの資金調達の手段として、CAMPFIREに渋谷Web3大学特設ページを開設しました。

第一弾の社会課題解決のためのプロジェクトが開始されます。
その名も、「災害列島ニッポンから始まるサステナブルな災害支援システム」プロジェクト
CAMPFIREページ：世界初・日本発！サステナブルな災害支援システム実現に向けてプロトタイプを創る。

プロジェクト概要

災害発生時には日本中から善意の物資が大量に集まります。
しかし、

• 物を動かすには、コストがかかる
• 物流の資金がなければ皆さんの善意は被災地まで届かない
• 有志による災害支援には、活動資金の限界がある

という課題があります。

これらの課題に対して、プロジェクトでは以下のしくみで解決を目指します：

• 災害支援に心を寄せる人たちでDAO（分散型自律組織）を形成
• GameFi(Game +Finance)で災害支援金を蓄積・供給

DAO × GameFiによる災害支援システム

まずはサステナブルな災害支援を目指す人・企業・団体（出資者を含む）がDAO（分散型自律組織）を形成します。
次にDAOに集まるメンバーで、GameFi（Game +Finance）である災害支援型Play to Earnゲームを開発し、災害支援活動のための資金を生み出していくシステムを目指しています。

災害支援型Play to Earnゲームのコンセプトは、災害支援の啓蒙活動です。

• 災害支援クイズ
• 避難所体験シミュレーションゲーム
• 支援物資配給ゲーム
• ボランティア体験ゲーム　 etc.

プレイヤーはゲームを楽しみ、収益を得ながら、災害支援の知識やスキルを習得することができます。
GameFiプラットフォーム事業分野でトップランナーであるDigital Entertainment Asst Pte. Ltd. (DEA社）が開発するゲームプラットフォーム『PlayMining』で災害支援型Play to Earnゲームを開発・運用する予定です。

日本から世界へ災害支援の自律的システムを拡げたい

持続可能な災害支援のため、寄付や募金だけには頼らずに活動資金を得る仕組みを作らないといけませんが、技術面・法制度面それぞれに課題があります。
助けを求めている人に支援物資を届ける物流を確立するために、次の３つの循環を生み出す必要があります：

ブロックチェーンを基盤とした新しい技術とルールが完成すれば、国内の災害だけでなく、世界中で起こりうる自然災害や紛争で被害を受けている人へ、即座に支援する備えができます。

行政の働きかけを待つのではなく、支援者たちの判断でスピーディに支援活動に動き出し、一日も早く、救いの手を的確に届け続けることを目指します。
「プロトタイプが完成したら、次に目指すのは国際救助隊」とのことです。

サステナブルな災害支援システム構築のマイルストーン

CAMPFIREに掲載されている情報によると、フェーズ0～2の3段階で展開を予定しています。

フェーズ０：2023年10月1日〜2024年3月31日
プロトタイプを完成させて、実証実験を行う
課題の抽出、プロトタイプの作成、Play（Training）to Earnのゲーム＋DAOの実証実験、ベータ版のサービスイン、事業の法人化を実行

フェーズ１：2024年4月1日〜2025年3月31日
投資家からの資金調達、国内ローンチ、海外進出に向けた資金調達

フェーズ２：2025年4月4日〜
海外ローンチ　

プロジェクトメンバー

発起人である前山倉庫株式会社（茨城県坂東市）の代表取締役社長、前山諭が主体となり、渋谷Web3大学において発足されました。同大学の運営会社であるシマウマ合同会社が、渋谷Web3大学のメンバーと本プロジェクトの賛同者とともに、プロジェクト運営/全体統括を担っていきます。