投資ゲームで成功する方法

おはようございます、手数料研究家のヒヨコロです。🐤

今日は、手数料なんて小さなことは考えずに大きな視点で「投資ゲームで成功する方法」を考えてみたいと思います。このNFT News Japan.の空気にあうのかわかりませんし、そもそも手数料こそ命という自分の看板を無視する記事ですが、今日は書きたい気分なので書いちゃいます、お付き合いください。

最初に答えを書いてしまうと、「冷静を保つこと」です。いや精神論かい!と思われそうですが、僕は投資の成功を邪魔するものは人間の感情だと考えていて、その邪魔するものを取り払うことが一番大事だと考えています。投資の必勝法といわれるものはすべて冷静さを保つための作業です。

  • ドルコスト平均法(毎月定額積み立て)
  • 米国株インデックスファンドに積み立てNISA
  • ロボアドで分散投資(毎月定額積み立て)

これらの共通点は、わかりますよね、聞きたくないかもしれませんが「何も考えなくていい」「ほったらかしでいい」ということです。つまり、普通の人間なら、いろいろ考えてポートフォリオを触ったりせず、損切りや利確の判断をしないで、何も考えない、買ったらそのまま触らないのが一番効率が良い投資ができるということです。

なぜなら、もともと人間は投資にはとても不向きだからです。言いかえると、人間の感情は徹底的に投資ゲームで成功することを邪魔しよう邪魔しようとしてくるからです。もちろん市場の論理や計算、テクニカルなども大事ですが、それよりなにより、まず最初にこの邪魔者をどっかにやらないと何をやっても失敗してしまいます。

では冷静を保つためにはどうすればいいのか? それは「余剰資金の範囲で投資すること」です。
ほんとにこれが全てなのですが、あまりに当たり前の結論すぎて面白くなさすぎます。さすがの僕もこの結論で記事を書くのは気がひけすぎます。

というわけで、「余剰資金の範囲で投資すること」のほかにもいくつか「冷静さを保つ秘訣」を書いていきたいと思います。みなさんの参考になりますように。

経験を積むこと

冷静さを保つためには、経験を多く積むことです。バッターボックスにたくさん立つ、カラオケでマイクを握る、好きな異性に話しかけてみることです。(たとえ話です)

お金をかけずに実戦シミュレーションもいいですが、小額でいろんな投資をしてみると良いと思います。小額でDeFiイールドファーミングをしてみる、小額でFXでレバレッジをきかせた取引を経験してみる、LINE証券で単元未満株の取り引きをしてみるなどなど、小額でも投資の経験を積む方法はいくつもあります。

おそらく、経験をつむ過程で「ちょっと儲かったから、もっと突っ込んでみよう」とか「これは失敗した、でも損切りできない…」など気づくことは多いはずです。また、少額ではできても、まとまった額ではできない行為もあるでしょう。事前に決めていたことができない、という人間の感情に気づくことが大事です。気づかないとそれを取り払うこともできません。

機を待つこと

投資に使える金融資産を確保しておき、機がくればその波に乗れる準備をしておくことです。

理想は、相場がどちらに動いても波に乗れるようにしておくことです。例えば為替だと、全財産でドルを買っていたら、ドルが下がって底値になってもドルを買い増しすることができません。投資にはゆとりをもって、できればニュートラルで臨むのが良いです。

人の意見を材料のひとつとすること

すごく投資が上手い神様のような人の言うことでも、材料のひとつと割り切るのが良いです。その人は本当は神様じゃなくて人間ですから、あのウォーレン・バフェットさんでもここ10年の投資成績はインデックスに負けています。

逆にいうと、これは自分の意見・考えを持つことでもあります。自分の意見をもつためには、一つのことに対して賛成の意見、反対の意見を両方知り、一定それらを認めることです。ワンサイドの情報を集めすぎないようにすることです。

計算をすること(そしてその結果を材料のひとつとする)

ここはあくまで僕の場合です。僕は計算が大好きで、株価の理論値を投資の判断にすることが多いです。しかしもちろん計算だけでは失敗することが多いです。市場は計算どおりにはいかないものです。

でも、でも!

それでもやはり理論を知り、自分で手を動かして計算をすることはとても大事だと思います。その結果を材料のひとつとして投資を行うと最強だと思います。

実例(過去の投資の失敗と成功)

一般論は以上で、ここから僕自身の投資経験の中から実例をいくつか語りたいと思います。

1 投資サロンで話題の銘柄に投資⇒失敗!

えーと、怖いことに銘柄名を思い出すことができません。あまりに恐怖の記憶なので人体のセーフティ装置が作動しているのでしょうか、Value DeFiという銘柄です。思い出しました。

当時、イケハヤさんの仮想通貨ラボに入りたてだったころでした。みなさんが話題にしていた銘柄がありまして、何千、何万%の年利がつくというのです。僕が良いと思ったのは16万%くらいの年利だったと思います。16%じゃなくて16%です。16万%ということは日利で438%、1日で5倍以上になる計算です。最初に小額、数千円分預けましたが、確かに数分でどんどん利益が出ました。

むくむくと欲がでました。「10万円預けたら明日の朝には20万円になる」と考えて15万円分の資金をロックしました。その後、お風呂に入りながらスマホの画面を見ていると、ガクンガクンとトークン価格が下がっていきました。クジラの売りがあったのかもしれません。僕の15万円はあっという間に7~8万円になりました。

暖かいお風呂に入っていたのに手がブルブル震えました。急いでお風呂をあがり、裸でPCの前に来た時には資金は5万円程度になっていました。これは今でも理由がわかりませんが、DeFiの世界特有の「クジラの気まぐれ」だったのかもしれません。僕がいけなかったのは次の3点。

  1. サロンメンバーの情報をうのみにして自分で銘柄を調べなかったこと
  2. APRとAPYの計算を間違えていたこと
  3. 年利よりもずっと大きなトークンの値動きを過小評価していたこと、クジラの存在を知らなかったこと

2 その昔、リーマンショック⇒失敗!

2000年頃、投資を始めて個別株を一所懸命選定して研究して、いくつか成功もしましたが、成功分は利幅が少なく失敗分は損失幅が大きいという、初心者投資家あるあるを嫌というほど経験しました。そんなことを経て僕はインデックス投資のすばらしさに気づきます。インデックス投資を預金のような感覚で「減らないもの」と考えていました。

「インデックスなら分散されているから安心」という感覚が染みついたころ、サブプライムショック+リーマンショックが襲います。日経平均株価は最高値から半額以下、およそ40%程度になりました。この時の僕が悪いところは次のとおり。

  1. 「インデックスは安全」と雑誌に書かれていることをうのみにしすぎた
  2. サブプライムローンという商品を知らなかった、日本株と関係があるとは思わなかった、知識がなさすぎた
  3. インデックスを信頼していたので損切りが遅れ、その信頼が破壊されたため底値で買い増しもできなかった、やること全てが裏目に出た

3 STEPNへの投資⇒成功!

ここから成功話です。僕のSTEPN投資の流れと、その時考えていたことを箇条書きに並べます。

  1. 2月頭にSTEPNを知り、数日で始める。3日ほど入るのが遅れたので「ちょっと遅いかな」と考えた。
    ⇒ネタのようですが、ほんとに「もう遅いかも」と考えました。でも始めました。さすがに今からはほんとうに遅いと思いますが、でもなんとも言えません。
  2. 最低額(約6万円)で開始し、アプリのすばらしさと革新性を感じたため追加で70万円を投資、2つのアンコモンと3足のコモン靴を購入、Mintをしながら9足体制へ
    ⇒アプリがすごい、ウォレット内蔵は参加者の幅が広がると気づけたのは、これまでのDeFiの経験が生きたと思います。この経験がなければ普通のスマホアプリだと通り過ぎていたでしょう。また、地道に資産額を増やせていたので、すぐに70万円を出せるゆとりがありました。次の投資のタイミングを待っていたところでした。(ちなみに、なんでもかんでもウォレット内蔵であれば良いのではありません、ウォレットは財産を扱うツールなので、ハンコと通帳を預けるくらい信頼が必要です。STEPNの場合はVCを見てその信頼性を判断しました)
  3. Rareを生み一発爆益、利益確定した余りでMint工場を増強する
    ⇒こればかりは再現性がありません。ただ、Mint工場が面白いほどうまく回ったので、地味でも増えていたでしょうし、いつかはRareをうめていたとは思います。期待値を計算し、その通りに地道に継続したことが勝利の要因です。また、利益確定できたことが、次の投資への思い切りを良くしました。精神の安定が一番の要因です。
  4. 工場が繁盛し、さらに利益が生まれる。
  5. 生まれた利益の一部でGMTを平均単価$0.2程度で購入⇒10倍以上に膨れる。
    Whitepaperを読んでGMTのトークン設計を知っていたこと、また、これまでに他プロジェクトで学んだトークン設計の基礎と、計算どおりにはいかない市場の値動きの傾向を知っていたことが、GMTをホールドできた要因です。知らなければ$0.3くらいですべて売って小さく利益確定して満足していたと思います。

まとめ

投資には冷静さが必要不可欠です。

冷静さを保つには、一番は「余剰資金の範囲で投資をすること」、つまり、失敗しても良いや、と思える状態で投資を行うことで、その次には、

  • 経験を積むこと
  • チャンスが来たら投資できるように準備しておくこと
  • 人の意見は一つの材料とし、うのみにしないこと
  • 計算をすること

だと思います。常に自分の中で反対意見をもっておくこと、というのを今思いつきました。要するに常に客観的であり続けることだと思います。自分を部下だと思って自分に指示をするように俯瞰できるといいかなと思いました。

文字どおり上から目線、あたかも成功者であるかのような目線で語ってしまいましたが、僕はまだまだこれからです。億男への道は遠いので、また何か月か先、あるいは何年か先の成功をつかめるように、日々地道にがんばります。焦らずにチャンスに備えましょう。

というわけで今日の内容は以上です。みなさんにとって何かの参考になりましたら嬉しいです。

それではまた、DeFi~(@^^)/~~~

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