【NFTプロジェクト】RetroStar(レトロスター)!コンセプトは愛想笑いのない世界の住人“KOJI”のスタイリングコレクション

  • 2023/10/13 22:55
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本記事では、国内のNFTプロジェクト「RetroStar(レトロスター)」について紹介します。

本記事で分かること
・NFTコレクション概要
・コミュニティ(スナックくらげ)紹介
・コミュニティの主な活動

RetroStarコレクション概要

■コレクションの概要
「RetroStar」は「KOJI」というジェンダーレスなキャラクターのスタイリングコレクションです。
同一の顔を持ちながら、異なるファッションやメイク・ヘアスタイルで表現されています。
これはジェンダーや社会的立場に縛られず、自分らしさを表現するメッセージが込められています。

「RetroStar」コレクション詳細
・TV(トータルボリューム):5.4ETH(約135万円)
・発行数:66作品
・ユーティリティ:なし
・ファウンダー:シル(@sylvetica_
・OpenSeaリンク:RetroStar

Ordinals(ビットコインNFT)でもコレクションを販売しています。
コレクション名は「KOJI」です

「KOJI」コレクション詳細
・TV(トータルボリューム):0.0418BTC(約16万円)
・発行数:19作品
・ファウンダー:シル(@sylvetica_
・Magic Edenリンク:KOJI

16作品が購入されており、3作品が現在販売中です。
レアリティの高いサット「pizza」を刻んだ作品が1つリスト中(BERRY)です。
ファウンダーのシル氏からのコメントを載せます。

元々あるETHチェーンNFTコレクション「RetroStar」の手描きのイラスト作品から抽出した色と、抽象化したオブジェクトを組み合わせて新しい表現として二次展開したモダンなアート作品です。
Ordinalsは作品をフルオンチェーン上に刻みつけられますが、ETHのフルオンチェーンよりガス代が安くデータ容量の上限4MBと自由度が高いです。

データ容量が大きくなればなるほどガス代は上がるので、当初はドット絵の作品が多くありました。
自分はドット絵の表現を好まず、独自の表現方法を模索していたため、だいぶ試行錯誤したという経緯があります。
コミュニティー(スナックくらげ)の仲間から集めた情報やアイデアをもとに、納得のいく表現方法を早い段階で生み出すことができました。

1人では情報を集めたり表現方法を探るのは難しかったです。
納得のいく表現に最短距離で辿り着けたのは、コミュニティの仲間のおかげです。
これまでに私が発信してきた自分の作品に対する「思想や葛藤」を共有していたからだと思います。

私が作品を生み出すまでの葛藤や試行錯誤のプロセスをコミュニティ内で共有していたため、見てくれている人にとっては親しみのある作品となりました。
シルというクリエイターの新しい挑戦を応援する気持ちを感じ取り、ホルダーはコミュニティ内の方が多いという経緯があります。

コミュニティ(スナックくらげ)紹介

コミュニティの概要
・コンセプト:WEB3.0の片隅にある「意識高い系のオアシス」
・キャッチフレーズ:「おひまなら、来てよね」「ユーティリティーはセルフサービス」「次、何して遊ぶ?」

■スナックくらげは「目的のないコミュニティ」
「意識高い系のオアシス」として、普段は別のDAOや目的のあるコミュニティで頑張っている人たちの憩いの場となるような場所が提供されています。
そのためスナックくらげには目的がありません。
コミュニケーションの場として全力でふざけ、お互いの活動を応援する場となっています。
コミュニティは「スナック」と位置付けられているため、ファウンダーのシル氏が「ママ」、コミュニティメンバーが「お客」という設定に。
NFTホルダーや高額の入札者をVIP扱いすることもなく、新規の方になるべく疎外感を感じさせないフラットな場所になるように運営されています。

ファウンダーのシル氏は、グラフィックデザイナー・イラストレーター・NFTクリエイターとして活動しています。愛称は「シルママ」です。
NFTホルダーや新規参加者は平等に扱われます。
活動内容は、シル氏のアイデアやコミュニティー内での要望に基づいて決まります。

コミュニティの主な活動

大きく分けて2種類の活動があります。

2種類の主な活動
・「遊び」のための活動
・シル氏の応援コミュニティとしての動き(NFTオークションなど)

以下、「コミュニティ」を「スナックくらげ」とし、「コミュニティメンバー」を「常連客」とします。

「遊び」のための活動

活動資金を集める活動(通称:あそぶ金ほしさの活動)
スナックくらげの常連客がみんなで遊ぶために必要な予算を集める活動です。
企画のために働いてくれた人への「お給金」や、「オフ会での飲食代」などに資金が活用されています。
他にも、イベントに使う新しいツールへの課金や、イベント参加証明となるSBT(移転や譲渡ができないトークン)発行のためのガス代などに使用されています。

集めた資金の活用例:カラオケ歌謡ショーイベント
・ディスコードのボイスチャットでカラオケイベント
・その場でレトロスター新作のオークション見守り
・参加証明となる景品をシル氏がデザインし、メンバーが3Dモデル制作
・それをSBTにしてミントサイトで販売

上記のようなイベントを行う際に、資金を集めているようです。
感謝状(SBT)が贈られることもありました。
シル氏による手書きのメッセージの中身が見える仕様となっています。

シル氏の応援コミュニティとしての動き(NFTオークションなど)

イベント企画が年に数回行われています。

イベント
・RetroStarの新作オークション販売
・24時間ボイスチャットイベント
・謎解きゲーム大会など

常連客はX(旧Twitter)で拡散などで、イベントを盛り上げています。
他にも常連客は、以下のような動きをしています。

  • 販売方法の模索
  • NFTの市況の情報収集に協力
その他コミュニティ内での活動
・オンラインショップを運営する仲間の事業を集めたセレクトショップ部屋
・謎解きゲームを考案するチームの活動
・メンバーが開発した独自のbotで遊ぶ文化

基本的にはシル氏が思いついた「遊び」を成立させるために、常連客は好き勝手に集まって活動しています。

まとめ

本記事まとめ
・NFTコレクション概要
・コミュニティ(スナックくらげ)紹介
・コミュニティの主な活動

本記事では、NFTコレクションやコミュニティ(スナックくらげ)についてまとめました。
憩いの場所としてのコミュニティ「スナックくらげ」のコンセプトが面白いです。
「シルママ」とコミュニティメンバーに呼ばれていることから、信頼度の厚さが分かります。
2023年の7月に「スナックくらげ」のオフ会がありました。
筆者は、シルママとしかやり取りをしたことがありませんでしたが、コミュニティメンバーが温かく迎え入れてくれました。
間違いなく「憩いの場所」となっています。

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