【2023年最新版】MetaMask(メタマスク)とは?PCとスマホでの始め方を徹底解説

本記事では、MetaMask(メタマスク)の作成方法を36枚の画像を使用して解説します。
特徴や注意点・保管方法なども併せて解説するので、ぜひ参考にしてください。

出典:MetaMask

MetaMaskは、Webブラウザの拡張機能として利用できるサービスです。
スマホにも対応しています。

サービス開始時期2016年9月
アプリ対応・IOS
・Android
主なサービス・暗号資産の保管 
・暗号資産のスワップ 
・NFTの購入 
・NFTの売却 
・暗号資産の送信 
・暗号資産の受信
対応ブロックチェーン・イーサリアム 
・イーサリアムとのEVM互換性を持つブロックチェーン (Polygonなど)
対応ブラウザ・Google Chrome
・Firefox
・Brave
・Edge
・Opera
日本語対応済み

イーサリアム(ETH)や、イーサリアムをベースに発行されたERC-20トークンを保管することが可能です。ブロックチェーンゲームと連携させることも出来ます。
ブロックチェーンゲーム内アイテムの購入もメタマスクでの決済が可能です。

MetaMaskをPCの拡張機能で始める方法からお伝えします。
ダウンロードをする際の注意点を含め、画像付きで手順を解説していきます。

Google ChromeでMetaMask(メタマスク)をダウンロードする

MetaMaskの公式サイトにアクセスして、「ダウンロード」をクリックしてください。

②「Chrome 用 MetaMaskをインストールする」をクリックします。

③「Chromeに追加」をクリックしてください。

④「拡張機能を追加」をクリックします。



MetaMask(メタマスク)でウォレットを作成する

⑤「新規ウォレットを作成」をクリックしてください。
※利用規約を必ず確認してから作成を始めてください。

⑥内容を確認して「同意します」をクリックします。

ウォレットのパスワードを設定する

パスワードを作成します。

  • 最低8文字で設定する
  • パスワードの強度が「強」になるように設定する
  • パスワードの復元が出来ないので注意が必要

上記の3つを意識してパスワードを設定してください。
⑦パスワードの設定が出来たら「新規ウォレットを作成」をクリックします。

⑧ 1分35秒の短い動画を確認して「ウォレットの安全性を確保」をクリックしてください。

シークレットリカバリーフレーズを保管する

シークレットリカバリーフレーズの「スクリーンショットでの保管」はやめてください。
必ず紙に書き留めるなど、オンライン上で保管しないことを意識することが大切です。
シークレットリカバリーフレーズが必要になる場面を想定します。

  • MetaMaskの拡張機能を削除した場合
  • MetaMaskをインストールしているPCが故障した場合

シークレットリカバリーフレーズが無いと、例え本人であっても復元することが出来ません。
⑨以上を意識した上で「シークレットリカバリーフレーズを公開」をクリックしてください。

⑩紙に書き留めるなどをして単語をメモしたら「次へ」をクリックします。

シークレットリカバリーフレーズの確認があります。
⑪空白の単語を入力をして「確認」をクリックしてください。

⑫ウォレットの作成完了です。

次は、MetaMaskをスマホアプリで始める方法を解説します。

スマホでMetaMask(メタマスク)をダウンロードする

まずは、アプリのダウンロードからです。
①「MetaMask」と検索してアプリをダウンロードしてください。

アプリ上でウォレットを作成する

②「新規ウォレットを作成」をタップしてください。

パスワードを決めてください。
パスワードは、大文字・小文字・数字を組み合わせるなど、パスワードの強度を上げましょう。
③パスワードを入力したら「パスワードを作成」をタップしてください。

④「開始」をタップします。

⑤もう一度「開始」をタップしてください。

⑥先ほど決めたパスワードを入力して「確認」をタップします。

⑦「表示」をタップしてください。
※他人に見られない場所で表示してください。

⑧ 12単語を紙に書き留めるなどをして「続行」をタップします。

確認のために、12単語を入力します。
⑨入力が完了したら「バックアップを完了」をタップしてください。

ウォレットの作成が完了しました。
⑩「完了」をタップして終了です。

PCを変えた際に、MetaMaskをPC上で復元する方法を解説します。
保管してある単語(シークレットリカバリーフレーズ)があれば、簡単に復元可能です。

MetaMask(メタマスク)をインストール

MetaMaskの拡張機能を追加します。
①「Chrome 用 MetaMaskをインストールする」をクリックしてください。

②「Chromeに追加」をクリックします。

③「拡張機能を追加」をクリックしてください。

④「既存のウォレットをインポート」をクリックします。

⑤内容を確認して「同意します」をクリックしてください。

シークレットリカバリーフレーズを用意

⑥シークレットリカバリーフレーズを入力してください。

⑦入力が出来たら「シークレットリカバリーフレーズの確認」をクリックします。

パスワードを入力してアカウントを復元

パスワードを作成します。
⑧入力したら「ウォレットをインポート」をクリックします。

⑨ウォレットが作成されましたと出れば復元完了です。

スマホアプリを削除した場合や、別のウォレットをスマホアプリで使用する場合の復元方法を解説します。

アプリ上でウォレットを復元する

①「秘密のリカバリーフレーズを使用してインポートします」をタップしてください。

②秘密のリカバリーフレーズを入力して、パスワードを作成してください。

入力が出来たら「インポート」をタップします。

③ウォレットの復元完了です。

MetaMaskの注意点を3つ解説します。

  • シークレットリカバリーフレーズの管理
  • 詐欺コインや詐欺NFTに注意
  • すべてのブロックチェーンに対応していない

シークレットリカバリーフレーズの管理

シークレットリカバリーフレーズを紛失すると、ウォレットの復元が出来ません。
考えられる対応策は下記の5つ。

  • 暗号資産を保有していることを話さない
  • 住所を明かさない
  • 耐火バックに入れる
  • 金庫に入れる
  • シークレットリカバリーフレーズを1カ所で管理しない

暗号資産を保有していることを明かさなければ、シークレットリカバリーフレーズを盗まれる危険性は薄まります。
暗号資産を保有している事が知られている場合は、住所を明かさなければ問題ありません。
保管方法は、耐火バックに入れる、もしくは金庫に入れる方法が考えられます。
シークレットリカバリーフレーズを複数箇所で分散管理をすることで、誰かに盗まれても資産が抜かれる可能性を低くすることが出来ます。
暗号資産の管理方法について解説されているVoicy(音声配信)があります。
ぜひ、参考にしてみてください。

仮想通貨ウォレットの危険な保管方法(前編)
仮想通貨ウォレットの危険な保管方法(後編)

詐欺コインや詐欺NFTに注意

暗号資産の世界は、自己責任が基本的な考え方です。
詐欺に遭うと、資産が戻りません。 詐欺コインや詐欺NFTには十分注意してください。
TwitterのなどのDMで送られてきたリンクは、絶対に踏まないようにしましょう。

すべてのブロックチェーンに対応していない

MetaMaskは、すべてのブロックチェーンに対応しているわけではありません。
ETHには対応していますが、BTCには対応していません。
やや不便に感じるかもしれませんが、イーサリアム(ETH)系の暗号資産であれば扱うことが可能です。

MetaMaskは様々なサービスに対応しています。
NFTゲームでは、MetaMaskを連携すればすぐに使用可能なゲームも存在します。

NFTマーケットプレイス

MetaMaskは、多くのNFTマーケットプレイスに対応しています。

MetaMaskがあれば、主要NFTマーケットプレイスでNFTを購入することが出来ます。
利便性の高さから、MetaMaskを使用するユーザーが多いです。
OpenSeaの利用者が多く、クリエイターの作品・NFTゲームのキャラクター・ジェネラティブNFTなどの購入や出品ができます。
アカウントの登録から取引までの流れがわかりやすく、NFT売買ではOpenSeaを使用するユーザーが多いです。

NFTゲーム

NFTゲームやメタバースで遊ぶ際に、MetaMaskを連携するだけで手軽にゲームを始めることが出来ます。

Metamask を連携するだけで、すぐに使用可能です。

本記事では、Metamask の作成方法について解説しました。

まとめ
・MetaMask(メタマスク)とは?
・MetaMask(メタマスク)をPCで始める方法
・MetaMask(メタマスク)をスマホアプリで始める方法
・MetaMask(メタマスク)をPCで復元する方法
・MetaMask(メタマスク)をスマホで復元する方法
・MetaMask(メタマスク)の注意点
・Metamask(メタマスク)との連携サービス

多くのサービスに連携しているMetamask を使用すれば、NFTを購入・使用がスムーズになります。

以上です。

関連記事:【初心者講座2】NFTの始め方 ~仮想通貨取引所でETHを買って、MetaMaskに送金する~

画像ソース:shutterstock / Iryna Budanova

関連記事

コメントは利用できません。

Pickup Event

ピックアップ記事

ページ上部へ戻る