NFTGoのメリットとデメリットを徹底解説!プレミアムプランは入るべきか?
- 2023/9/21 23:45
- NFT
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今回NFTの分析ツールNFTGoのプレミアムプランを使う機会があったので、使ってみて気づいたことや使用感、プレミアムプランでできることをお伝えします。
- こんな人におすすめ
- ・NFTGoを使ってみたい
・NFTGoで何ができるのか知りたい
・他のツールとNFTGoの違いを知りたい
・ベーシックプランとプレミアムプランの違いが知りたい
NFTGoの概要
NFTGoは「NFT」に特化した分析ツールです。
NFTの売買・送付・バーン(焼却)などNFTの情報は調べられますが、通貨としてのETH(FT)取引は調べられません。
調べられる主な項目
・フロア価格
・ボリューム
・セールス(販売数)
・平均価格
・リスト情報
・取引履歴
この他にクジラ取引(大口取引)やトップホルダーのNFT保有数も調べられます。
NFTコレクションの平均価格やフロア価格の推移も「24時間」「7日間」など指定した期間で確認ができます。
現在のETH価格(ドル)やガス代(Gwei)も上部に表示されているので、リアルタイムの情報が分かります。
NFTGoはNFTの購入もできる
NFTGoは分析もできますが、主要マーケットプレイスのOpenSeaやBlurなどでリストされているNFTのフロア価格を確認しながらその場で購入できます。
複数同時購入やフロアスイープもできたり、コレクションに対してマーケットプレイスごとのコレクションオファーにも対応しています。
気になったコレクションはウォッチリストと呼ばれるマイページに保存しておくこともできます。
保存したウォッチリストから直接NFTを購入することもできます。
ウォッチリストに保存できるもの
・コレクション
・ウォレットアドレス単体
・NFT単体
NFTGoは値動きに合わせて通知を受け取れる
便利な機能として、登録したコレクションやウォレットアドレスの値動きに応じて通知を受け取れます。
それぞれ通知回数や通知する間隔、通知の受取先も複数選べます。
コレクション登録で受け取れる通知
・フロア価格が〇ETH以上になった/以下になった
・フロア価格の変動が〇%以上あった(時間も5分/15分/30分/1時間/24時間から選べる)
・取引ボリュームの変動が〇%以上あった(時間も5分/15分/30分/1時間/24時間から選べる)
・リスト価格が〇ETH以上になった/以下になった
ウォレットアドレス登録で受け取れる通知
・購入
・mint
・販売
・バーン(焼却)
・Tranfer(送信/受信)
・スイープ
・リスト
・オファー
通知回数
・1回のみ
・1分に1回
・5分に1回
・15分に1回
・30分に1回
・1時間に1回
通知の受取先
・個人のTelegram
・Telegramグループ
・Discord DM
・Webhook
プレミアムプランの場合は条件なく50個のアラームが設定できますが、ベーシックプランでは最大4個までです。
ベーシックプランで通知を設定する場合いくつかの条件をクリアする必要があります。
そこまでハードルは高くないので、無料でも数個であればアラームが設定できます。
プレミアムプランの特徴
NFTGoには追加機能を付与する有料のプレミアムプランがあります。
プレミアムプランを契約することでさらに詳細のデータが見られます。
プレミアムプランの金額
・1か月契約 $69/月
・3か月契約 $66/月
・1年契約 $58/月
※ETH支払いも可能
(2023年9月時点)
機能 | ベーシックプラン(無料) | プレミアムプラン(有料) |
---|---|---|
期間の設定 | おおむね最大1年 | 全て |
ウォッチリスト | 最大10件 | 最大50件 |
アラーム | 最大4件 ※条件あり | 最大54件 |
流動性&ホルダーの推移 | × | ○ |
ホルダーの獲得した利益 | × | ○ |
保有数によるホルダーの内訳 | × | ○ |
売りに出されるまでの保有期間 | × | ○ |
プレミアムプランで見られるところ(赤枠の部分)
NFTGoを使うメリット
メリット
・コレクションの発見から分析~購入までオールインワンでできる
・NFT購入の際、わざわざマーケットプレイスを行き来しなくてよい
・オンチェーン上のデータがリアルタイムで反映される
・「どれが人気なのか」「どこのプラットフォームが安いのか」が一目でわかる
・アラーム機能で気になる情報の値動きがリアルタイムで手に入る
・ウォレットアドレスごとのトータル収益・ガス代総額・未実現利益(フロア価格×保有数)が確認できる
・「関連アドレス」という項目でNFTの送信数・受信数・最後の転送日時から関係の深いウォレットアドレスを調べることができる
・日本語に対応している
トレードをする人には非常にありがたい機能が満載のツールです。
トレードをあまりしない人でも自分のウォレットアドレスを調べて実際に収益がプラスかマイナスかを確認できたり、ガス代だけでどのくらい使っているのかを知ることができます。
NFTGoのデメリット
デメリット
・掲載されていないコレクションがある
・対応しているブロックチェーンはEthereumのみ(2023年9月時点)
・通知の受取先の種類が少なく、特に日本ではあまり使われていないツールが多い
独自の基準でコレクションを掲載しているらしく、掲載基準に取引量や販売数などもあるとのことで発売したばかりで二次流通が活発でないコレクションは載りにくいようです。
(2023年9月時点では約6,000点以上のコレクションを掲載)
現在対応しているブロックチェーンはEthereumのみですが、こちらに関しては将来的にはマルチチェーンに対応予定とのことです。
所感
プレミアムプランの必要性ですが、流動性や他のブルーチップコレクションとの保有比率のほか、クジラの動きが見られるのでトレーダーには必須です。
トレーダーではない場合も、コレクションを販売する際に市場の動向をチェックするマーケターや情報発信をするメディアなどに関係する人たちは必要だと感じました。
使ってみた感想としては、これからを期待したいというのが本音です。
いろいろな機能があり使いやすい反面、掲載されていないコレクションは何も情報がでません。
せっかく詳細な情報までわかりやすく掲載されているので、オープンになっている情報の全てが見られるようになるともっと便利だと思います。
ただ希望が持てるのは、疑問点や確認したい情報を担当者の方がすぐに対応してくださるところです。
私が質問したことに対して即座に返信や対応があったり、プラスアルファで回答をくださりとても好感が持てました。
ブロックチェーンの技術は日進月歩で発展していくので、新しい機能もどんどん取り入れて誰でも使いやすくわかりやすいツールになることを期待してます。
画像引用元:NFTGo公式サイト