NFTプロジェクトのOASIS、能登半島地震 災害支援募金を開始
マネックスクリプトバンク株式会社は、同社が展開するNFTプロジェクト「OASIS」において「能登半島地震 災害支援募金」を開始しました。
期間中の義援金送金やOASIS Community Pass(以下:OCP)、OASIS Tシャツの購入金額が能登半島地震に関わる募金窓口へ全額寄付されます。
OASISとは
「メタバース×NFT」のコミュニティで、
- The Sandbox
- Decentraland
- Otherside
といったプラットフォームに広大な土地を保有しています。
OCPホルダーには
- コミュニティの参加
- 二次創作権
- メタバース都市の共創/共同開発
- OASISを題材にした商品やコンテンツ開発の参加
といった特典が用意されています。
「OASIS」は「豊かな自分に変化するためのきっかけや新たな出会いの場を創出する」というビジョンをもとにストーリーや体験を設計している「メタバース×NFT」のコミュニティです。
OASIS公式サイトより
未完の地であるOASISは、自分を変えたい、新しい行動を起こしたいと思っている人たちがあつまり、そのコミュニティが中心となって創り上げる共創の場です。ありのままの自分とそれを受け入れてくれるフラットな仲間と刺激を与え合いながら、個人とコミュニティが共に成長していくような場所を目指しています。
OCP詳細:https://coincheck.com/ja/article/579
公式X(旧Twitter):@Oasis_pj
募金の詳細
- OASIS 能登半島地震に関わる募金
- ・募金受付期間:2024年1月18日(木)~1月28日(日)
・募金方法
① 0.01ETH:指定アドレスへ送金
② 0.03ETH:OASIS Tシャツ1枚購入
③0.1ETH:OCP1枚購入
・募金専用ページ:https://oasis.cryptobk.jp/saigaishienbokin
集められたイーサリアム(ETH)は同プロジェクトを運営するマネックスクリプトバンク株式会社の口座から石川県の指定口座に振り込まれます。
暗号資産での募金の意義
今後、募金に暗号資産を用いるという事例が増えていくと予想されます。
日本円で行われる募金は、募金者が募金した後のことはわかりません。
しかし将来的に暗号資産やステーブルコインで決済ができるようになれば、暗号資産のトレーサビリティが発揮され、キャッシュフローが明確になります。
そうなるとクリプトで募金をする意味があるとOASIS公式X(旧Twitter)でのスペースで発言されました。
このような未来になれば、募金に便乗した詐欺被害もなくなると予想されます。
まとめ
この度は被災地の方々に深くお見舞い申し上げます。
結局のところ、集めた暗号資産を日本円に替えるので、募金者のお金がどう使われるか、は正当に使われると信用するしかありません。
日本人が日本人のために募金をするなら、日本円で募金することが一番スムーズでしょう。
しかし暗号資産を用いることにより海外からも直接募金してもらえることができます。
暗号資産を用いた募金は、過去にもウクライナ募金で事例があります。
将来的に暗号資産での決済が可能になれば、寄付したお金の流れを追うことができるので、そうなればより暗号資産での募金の有用性と透明性が高まるでしょう。
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