DMMグループのDM2C Studio、独自トークンで約3.4億円の資金調達
合同会社DMM.comのグループ会社である株式会社DM2C Studioが、同社として初めて資金調達をし、その額が約3億4000万円にのぼったことが、2023年12月20日に発表されました。
また同日、DM2C Studioのweb3プロジェクト「Seamoon Protocol」のホワイトペーパーがウェブサイト上に公開されました。
株式会社DM2C Studioは2023年1月設立、ブロックチェーンゲームやNFTプロジェクトなどのWeb3事業を手掛けています。
8社が出資
この資金調達において出資したのは、エンタメ領域に特化した世界最大級のベンチャー・キャピタルであるGalaxy Interactiveを筆頭に、以下の8社です。
・Galaxy Interactive
公式Webページ:https://interactive.galaxy.com/
公式X(旧Twitter):@glxydotgg
・Shima Capital
公式Webページ:https://shima.capital/
公式X(旧Twitter):@shimacapital
・Bitfinex
公式Webページ:https://www.bitfinex.com/
公式X(旧Twitter):@bitfinex
・MARBLEX
公式Webページ:https://www.marblex.io/ja/
公式X(旧Twitter):@MARBLEXofficial
・株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
公式Webページ:https://www.hd.square-enix.com/jpn/
公式X(旧Twitter):@SquareEnix
・Planetarium Labs
公式Webページ:https://planetariumlabs.com/
公式X(旧Twitter):@planetariumhq
・Mask Network
公式Webページ:https://mask.io/
公式X(旧Twitter):@realMaskNetwork
・株式会社DeFimans
公式Webページ:https://defimans.com/
公式X(旧Twitter):@DeFimans
トークン転換条項付き社債
今回の資金調達は、株式会社DM2C Studioが発行する予定の独自トークン「DM2P」を販売する形で行われました。
また12月20日にウェブサイト上に公開されたweb3プロジェクト「Seamoon Protocol」のホワイトペーパーでは、DM2Pトークンの発行要件が以下の通り記載されています。
ティッカーコード | DM2P |
コントラクトアドレス | TBD |
発行チェーン | Ethereum |
規格 | ERC20 |
発行上限枚数 | 10億枚 |
発行上限が100億枚のうち、
・流動性を提供するための数量(リクイディティプロバイディング):5%
・プライベートセール及びパートナー報酬:15.5%
・IEOによる投資家保有分:0.5%
を初期流通分とし、残りを10年にわたって流通させる予定です。
関連記事:IEOって何?
web3プロジェクト「Seamoon Protocol」のホワイトペーパー
DM2C Studioが提供する「Seamoon Protocol」とは、異なる種類の通貨(独自の暗号資産を含む)・アセットを組み合わせたマルチチェーン上のデジタル経済圏構想で、それぞれ異なる役割を担う以下の4つのモジュールから成り立っています。
- Economics:独自通貨DM2Pを主体とした経済システムの安定した発展
- Applications: ユーザーとの接点になるエンタメコンテンツの創造
- Platform:ユーザー体験、開発体験の向上のための機能群の提供
- Intelligence:事業支援・セキュリティ強化のための情報収集・分析
同プロジェクトでは独自チェーン「DM2P」の発行の他、ゲーム特化ブロックチェーンのオアシス(Oasys)上のレイヤー2の独自ブロックチェーン「DM2 Verse」の公開やブロックチェーンゲームなどの提供を予定しています。
また、以下は現在制作中のGameFiプロジェクトです。
- GameFiとは
- 「Game(ゲーム)」と「Finance(金融)」を組み合わせた造語で、ゲームプロジェクトと暗号資産を組み合わせ、ユーザーがゲームをすることで収入を得られるビジネスモデルです。
関連記事:
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・【Web3で課題解決に挑む】渋谷web3大学がDEA社と社会課題解決型のDAO×GameFiの共同開発を開始
◆かんぱに☆ガールズRE:BLOOM
公式サイト:https://kanpani-girls.com/
公式X(旧Twitter):@kanpani_RE_JP
公式Youtube:https://www.youtube.com/@REBLOOM-je3ih
◆コインムスメ
公式サイト:https://coinmusme.com/
公式X(旧Twitter):@coinmusme_JP
公式Discord:https://discord.gg/rkMucBPe2Z
◆Duelyst3.0
公式サイト:https://project.duelyst3.com/
公式X(旧Twitter):@Duelyst3_JP
公式ライトペーパー:https://ludiccube.gitbook.io/duelyst3.0/
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◆Seamoon Protocol公式リンク
・公式X(旧Twitter):@SeamoonProtocol
・Seamoon Protocol Webページ:https://seamoon.dmm.com/
・Seamoon Protocol ホワイトペーパー:https://docs.seamoon.dmm.com/whitepaper/
まとめ
先日紹介した「【SQUARE ENIX】ブロックチェーンゲームのNFTをオークション販売」からもわかるように、メーカーもブロックチェーンゲームに本腰を入れている流れが広がっています。
グラフィックもさることながら、声優にも有名どころを起用するあたり、その本気度が伺えます。
筆者の好きな声優も出演しており、「好きな声優が出演しているから、そのゲームを楽しむ」という推し活のような楽しみ方もあるのではないでしょうか。