ENSドメインズがEVMゲートウェイの導入を発表。L1とL2の架け橋となるか

ENSドメインズ(@ensdomains)が2023年11月16日に、「EVMゲートウェイ」を発表しました。

https://x.com/ensdomains/status/1724851193703542817

EVMゲートウェイは、L1チェーンとL2チェーン間の相互運用性をもたらすとされています。

本記事で分かること
・ENSドメインズとは?
・EVMゲートウェイとは?

さっそく解説していきます。

ENSドメインズとは

ENSドメインズとは、イーサリアム上で取得できるドメインのことです。
ENSは、Ethereum Name Service(イーサリアム・ネーム・サービス)の略称です。
サービス自体は、DNS(ドメイン・ネーム・サービス)と似ています。

DNSは、このサイトでいえば、「https://cryptojournal.jp/」です。

では、ENSはどのようなものか。
メタマスクのウォレットアドレスを例にします。

筆者のウォレットアドレスは、以下の42文字の文字列です。

・0xEF7f0a2799CcFE767bD01392419795Ff700c7D8d

できなくはないと思いますが、覚えるのは難しいですよね。
そこでENSの出番です。
筆者のENSは「aki-nft.eth」です。

自分のETHを送金するとき、「0xEF7f0a2799CcFE767bD01392419795Ff700c7D8d」と「aki-nft.eth」に送るとしたら、簡単なのは後者ですよね。

ENSを取ることによって、相手のウォレットがへの送金が簡単になるので便利です。

「DNS」についての理解を深めたい方は、以下のサイトを参考にしてみてください。

参考記事:「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

EVMゲートウェイとは

EVMゲートウェイは、EVM互換性のあるブロックチェーンのやり取りを効率化する仕組みです。
2023年11月16日にENSドメインズが発表しました。
L1(レイヤー1)のスマートコントラクトを、他のEVM互換性のあるチェーン(レイヤー2)で効率的かつ安全に取得・検証できるようにする仕組みです。
オープンソースなので、誰でも使用可能です。

難しい単語が出てきたので、簡単に解説します。

  • L1(レイヤー1):イーサリアムブロックチェーン(※他にもあります)
  • L2(レイヤー2):レイヤー1の問題を解決するチェーン
  • EVM互換性:イーサリアムと互換性のあるチェーン

レイヤー2は、トランザクションやガス代の問題を解決するチェーンであるとイメージしてください。

具体的な使用例
①ガス代の安いL2(レイヤー2)で投票
②結果をL1(レイヤー1)のスマートコントラクトで取得

特徴は、信頼できるオペレーションとシンプルさを実現したことです。
独自のゲートウェイを運用することも、既存のゲートウェイを使用することもできます。
以下のXの投稿リンクよりサイトへアクセス可能です。

https://x.com/ensdomains/status/1724851196274659785

利用可能なプラットフォームは、以下の2つです。

  • Optimismメインネット(レイヤー2)
  • Goerliテストネット

Optimismのサンプルは、以下の投稿内のリンクよりアクセス可能です。

https://x.com/ensdomains/status/1724851201932751298
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秋葉 慶介副編集長

投稿者プロフィール

Web3.0、NFTのリサーチャー・ライターとして活動。
2021年にCryptoの思想に触れて興味関心を抱く。
アメリカのマシューボール(Matthew Ball)氏が2020年に提唱した、メタバースの5つの要素(狭義のメタバース)に感銘を受ける。
メタバースにはNFTが必要であることを確信し、NFTを購入。Web3.0での活動を始める。
「現実世界の拡張」「生き方の1つの手段」としてのメタバースの世界を目指し、NFTを多くの人に届けるために活動を続けている。

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