暗号資産JTOがエアドロップを開始。BINANCEやBybitに上場で価格高騰か。
2023年12月7日に、暗号資産JTOがBINANCEとBybitに上場しました。
翌日には暗号資産JTOのエアドロップも行われ、価格も高騰しています。
- 本記事で分かること
- ・暗号資産JTOとは?
・暗号資産の上場とは?
・Jitoとは?
・リキッドステーキングとは?
・MEV問題とは?
・暗号資産JTOのエアドロップについて
暗号資産JTOとは?
JTOとは、ソラナブロックチェーンで展開される暗号資産です。
「Jito」のガバナンストークンで、2023年12月7日「BINANCE」と「Bybit」に上場しました。
暗号資産の上場とは、暗号資産取引所でトークンの売買が可能になることです。
今回の発表で、暗号資産JTOがBINANCEとBybitで売買可能になりました。
Jitoとは?
Jitoとは、リキッドステーキングプロダクトです。
特徴は2つあります
・リキッドステーキングで流動性を持たせつつ、報酬の受け取り可能
・MEV報酬も併せて受け取り可能
プロダクトの特徴を嚙み砕いて解説します。
リキッドステーキングとは?
ステーキングに流動性をもたせた仕組みのことです。
ステーキングは、暗号資産をDEXなどに預け入れて報酬を得る仕組みのこと。
この場合、預け入れた暗号資産はロックされ、流動性が失われています。
リキッドステーキングは、トークンを預け入れると「リキッドステーキングトークン(証明書のようなトークン)」を受け取ることができ、それを運用可能です。
Jitoの場合は、ソラナ(SOL)をステーキングすることで「JitoSOL」を受け取ることができます。
「JitoSOL」がリキッドステーキングトークンです。
「JitoSOL」を使用して、売買や運用ができます。
もちろん、JitoSOLを返却すれば、預け入れたSOLを引き出すことが可能です。
また、ステーキング報酬だけでなく、MEV報酬も得られることが大きなメリットでした。
MEV報酬とは?
MEVは「Maximal Extractable Value」の頭文字をとった略語で、日本語では「最大抽出可能価値」と訳します。
「バリデーターなどの利益の最大化」
というイメージで良いかと思います。
MEVはスパムが多く問題視されていましたが、Jitoは独自の「MEVオークションシステム」を導入してスパムを排除する動きを見せています。
MEV問題の解決向けた取り組みについては、以下の公式ブログを参考にしてください。
参考記事:Solving the MEV Problem on Solana: A Guide for Stakers
暗号資産JTOのエアドロップについて
2023年12月7日に、公式Xからエアドロップについての発表がありました。
2023年12月7日午前11時にエアドロップの請求が開始されました。(日本時間で2023年12月8日の午前1時)
エアドロップの対象者は、18ヶ月間の間であれば、いつでも請求可能です。
JTOで何ができるのかは、今後発表があるようです。
価格は約3ドルとなっており、一時は約4ドルまで高騰しました。(2023年12月8日時点)
まとめ
本記事では、暗号資産JTO関連の話題をまとめました。
- まとめ
- ・暗号資産JTOとは?
・暗号資産の上場とは?
・Jitoとは?
・リキッドステーキングとは?
・MEV問題とは?
・暗号資産JTOのエアドロップについて
暗号資産関連の銘柄が軒並み高騰しています。
「バブルだ!」との声をよく聞くようになってきました。
インフルエンサーの煽りだけでなく、SNSで悪質なDMや、リンクを踏むように誘導されるコメントも増えてきています。
暗号資産のやり取りは、焦らず、落ち着いて行ってください。
画像ソース:公式サイト