暗号資産JTOがエアドロップを開始。BINANCEやBybitに上場で価格高騰か。

2023年12月7日に、暗号資産JTOがBINANCEとBybitに上場しました。
翌日には暗号資産JTOのエアドロップも行われ、価格も高騰しています。

本記事で分かること
・暗号資産JTOとは?
・暗号資産の上場とは?
・Jitoとは?
・リキッドステーキングとは?
・MEV問題とは?
・暗号資産JTOのエアドロップについて

JTOとは、ソラナブロックチェーンで展開される暗号資産です。
「Jito」のガバナンストークンで、2023年12月7日「BINANCE」と「Bybit」に上場しました。

https://twitter.com/binance/status/1732731691104636930

https://twitter.com/binance/status/1732731691104636930

暗号資産の上場とは、暗号資産取引所でトークンの売買が可能になることです。
今回の発表で、暗号資産JTOがBINANCEとBybitで売買可能になりました。

Jitoとは、リキッドステーキングプロダクトです。
特徴は2つあります

・リキッドステーキングで流動性を持たせつつ、報酬の受け取り可能
・MEV報酬も併せて受け取り可能

プロダクトの特徴を嚙み砕いて解説します。

リキッドステーキングとは?

ステーキングに流動性をもたせた仕組みのことです。
ステーキングは、暗号資産をDEXなどに預け入れて報酬を得る仕組みのこと。
この場合、預け入れた暗号資産はロックされ、流動性が失われています。
リキッドステーキングは、トークンを預け入れると「リキッドステーキングトークン(証明書のようなトークン)」を受け取ることができ、それを運用可能です。

Jitoの場合は、ソラナ(SOL)をステーキングすることで「JitoSOL」を受け取ることができます。
「JitoSOL」がリキッドステーキングトークンです。
「JitoSOL」を使用して、売買や運用ができます。
もちろん、JitoSOLを返却すれば、預け入れたSOLを引き出すことが可能です。

また、ステーキング報酬だけでなく、MEV報酬も得られることが大きなメリットでした。

MEV報酬とは?

MEVは「Maximal Extractable Value」の頭文字をとった略語で、日本語では「最大抽出可能価値」と訳します。

「バリデーターなどの利益の最大化」

というイメージで良いかと思います。

MEVはスパムが多く問題視されていましたが、Jitoは独自の「MEVオークションシステム」を導入してスパムを排除する動きを見せています。
MEV問題の解決向けた取り組みについては、以下の公式ブログを参考にしてください。

参考記事:Solving the MEV Problem on Solana: A Guide for Stakers

2023年12月7日に、公式Xからエアドロップについての発表がありました。

https://x.com/jito_sol/status/1732461069048889385

2023年12月7日午前11時にエアドロップの請求が開始されました。(日本時間で2023年12月8日の午前1時)
エアドロップの対象者は、18ヶ月間の間であれば、いつでも請求可能です。

JTOで何ができるのかは、今後発表があるようです。

https://x.com/jito_sol/status/1732461071833985234

価格は約3ドルとなっており、一時は約4ドルまで高騰しました。(2023年12月8日時点)

本記事では、暗号資産JTO関連の話題をまとめました。

まとめ
・暗号資産JTOとは?
・暗号資産の上場とは?
・Jitoとは?
・リキッドステーキングとは?
・MEV問題とは?
・暗号資産JTOのエアドロップについて

暗号資産関連の銘柄が軒並み高騰しています。
「バブルだ!」との声をよく聞くようになってきました。
インフルエンサーの煽りだけでなく、SNSで悪質なDMや、リンクを踏むように誘導されるコメントも増えてきています。
暗号資産のやり取りは、焦らず、落ち着いて行ってください。

画像ソース:公式サイト

関連記事
LedgerがDYDXのステーキングを開始
【ハードウェアウォレット徹底比較!】Trezor Model One と Ledgerの違いは?
仮想通貨のハッキング被害を防ぐ方法 ― MetaMaskアカウントを複数作る

関連記事

コメントは利用できません。

Pickup Event

ピックアップ記事

ページ上部へ戻る