マナブ氏、NFT「CryptoPunk」を3900万円で購入。その真意とNFTの未来を語る ―「CryptoNinjaも欲しい」【独自取材】

  • 2021/10/2 11:28
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マナブ氏に、NFT『CryptoPunk』を購入した理由や今後の展望についてお話を伺いました。

マナブ氏 プロフィール
本名:坂内学(ばんない まなぶ)
タイ王国バンコク在住。フリーランス。専門分野はブログ・アフィリエイト・プログラミング。
経歴は、新卒でセブ島に就職→11ヶ月で退職→フリーランス→起業→起業失敗→ブログを書きまくる→ブログ収益7桁達成→ブログ収益8桁達成。
ブログ:manablog
Voicy:マナブの引きこもりラジオ
YouTube:マナブ

CryptoPunkを3900万円で購入

マナブ氏は9月24日、自身のTwitter上にて、取引高世界一のコレクティブルNFT『CryptoPunks』の中の「CryptoPunk #4511」を3900万円で購入したと公表しました。
その時のツイートがこちら。

この度、日本では数少ないCryptoPunkオーナーの一人として、お話をお伺いする事が出来ました。

CryptoPunkを買った理由

編集部早速ですが、CryptoPunksを買った理由を改めてお聞かせください。

マナブ氏結論は、楽しそうだったからです。他にも細かい理由はいくつかあるのですが。

編集部
こちらのVoicyで語られていましたね。noteにもまとめられていました。

マナブ氏:①今後は流動性が下がりそう。②メタバース世界の移住準備。③NFTを担保に借金ができる。④現実世界で買うものがない。⑤奥さんに早く買えと言われた。といったところですね。長くなっちゃうので、詳しいことは、こちらのVoicyかnote見て貰えるといいかなと。
CryptoPunksを買う経験には価値があると思いますし、僕自身は「仮想通貨の領域に、フルコミットして生きていく」と決めています。なので資産の大半もクリプトなんです。現実世界に未練はないので、仮想通貨の世界を楽しんでいます。

編集部:仮想世界の住人になろうとしているわけですね。面白いです。でも、よくそこまで振り切れた決断ができますね。

マナブ氏:過去の人生を振り帰ったときに、僕は「楽しいか、楽しくないか」で意思決定をしてきました。我慢して働いていたときは、努力しても成果に繋がりづらく、しかし楽しい時は成果が伸びました。仮想通貨に関しても、ビジネスに関しても、楽しさを重視しています。

CryptoPunksを買ったあとの生活の変化

編集部:CryptoPunksを買って、マナブさんの身の回りで何か変化は起こりましたか?

マナブ氏:お金に対する価値観が変わりました。

編集部:お金の価値観ですか。具体的にはどのように変わったのでしょうか?

マナブ氏:激的に変わった…という訳ではありません。なんというか「あぁ、お金ってこんな感じか」と思いましたね。僕は普段バンコクの田舎で、月20万円くらいの生活費で暮らしています。4000万円という金額は僕にとっても大金でしたが、それだけの大金を使っても、僕の生活は1ミリも変化しなかったんですよね。

編集部:なるほど。では買ったことを後悔しているのでしょうか。

マナブ氏:いえ。後悔はしていません。今後は「CryptoPunks × ◯◯」といったサービスも増えてくと思うので、そういったコミュニティへの「入場券」として、CryptoPunksを活用していきたいと思っています。

編集部:なるほど。CryptoPunksを持っていると、様々な付加価値がありそうですね。

マナブ氏:そうなると思います。直近の例だと「JPEG’d」というサービスが、CryptoPunksのレンディングを提供するみたいです。こういったサービスは、すぐに触って遊びます。

次に買いたいNFTについて

編集部:では、CryptoPunksはしばらく手放す予定は無いのでしょうか。

マナブ氏:手放しません。しかしDeFiで貸し出しはします。貸し出して、利回りを稼ぐイメージです。

編集部:資産として活用していくわけですね。CryptoPunkの2体目は買わないんですか?

マナブ氏:2体目に関しては、価格次第ですかね。現状の価格帯だと買う気はなくて、1,000万円くらいに下がってきたら、速攻で買います!しかし…そこまでは下がらないかなと思っています。僕が購入した時点では、最安値のCryptoPunkが3,000万円でしたが、いま最安値でも4,500万円を超えてる状況ですから。

編集部:CryptoPunksは今後ますます買いにくくなっていくのかもしれませんね。1,000万円まで下がってきたら、私も欲しいです!
ところで、近頃話題の CryptoNinja NFT はどのように見ていますか?

マナブ氏:CryptoNinja、欲しいです!!笑

編集部:そうだったんですね。でも、これまで入札したことありましたっけ?

マナブ氏:CryptoNinja、実は初期からずっと見ているんですよ。ただ現状だと「これだ!」というNinjaがいないので…今後に期待している感じです。欲しいNinjaが出たら、入札します!

編集部:なるほど。マナブさんもCryptoNinjaを虎視眈々と狙っていたんですね。50種類リリースされるようですから、今後のニンジャに期待ですね。
他に購入したいNFTはありませんか?注目しているNFTなどあれば教えて下さい。

マナブ氏:実は今、あるNFTの購入を進めている最中なんですよ。

編集部:おお、それはどんなNFTでしょうか?

マナブ氏:通常の経路では買えないNFTなので、現在海外サービスの運営側と連絡を取っている最中です。現在はまだディールの途中なので、詳細は内緒にさせて下さい。

編集部:気になりますね。マナブさんが購入を発表したら、みんな欲しがるんじゃないですか?

マナブ氏:いや、たぶん大半の人は「いや……別に欲しくないです……」と思うNFTかもです。僕は欲しかったので、進めている感じです(笑)

CryptoNinja NFT
 >> OpenSea
 >> Ninja DAO(無料で参加できるコミュニティ)

Crypto初心者がNFTを安全に楽しむためのコツ

編集部:これから日本でもNFTブームが来ると思いますが、Cryptoの知識の無い初心者の方々も興味を持たれると思います。そんな方々に対して、NFTを安全に楽しむコツみたいなものがあれば教えて下さい。

マナブ氏:僕は、初心者とか上級者とか、関係ない気がしています。果たして僕は上級者なのか、中級なのか、初級なのか…分かりません。

編集部:なるほど。ではどんな心構えで臨むのが良いのでしょうか。

マナブ氏:NFTにせよ、トレードにせよ、情報発信にせよ、新しい産業が立ち上がるときは、新しい「ニューフェイス」がどんどん出てきます。なので「自分は初心者だ」と考えて尻込みするよりも、そんなことは気にせずに積極的に挑戦して、学んで、発信して、ときには叩かれて………。その方が成長するし、楽しめるんじゃないかなと、僕は思っています。

編集部:積極的に飛び込んでいく姿勢が、楽しむためのコツということですね。

マナブ氏:その通りです。ただしハッキングなども多い業界なので、仮想通貨で遊ぶ時は、失ってもいいお金で始めるのが良いと思います。

編集部:無くなっても困らないお金で楽しむ事がポイントということですね。これは投資家の方々もよく仰ることですね。

今後の仕掛けたいNFTビジネス

編集部:地味に気になっているのですが、マナブさん自身がNFTコレクションを出品する予定は無いのですか?

マナブ氏:興味はあるんですが…今のところ予定なしです。

編集部:マナブさんなら、すぐにでも取りかかりそうなものですが、まだやらないんですね。

マナブ氏:そうですね。興味があるといっても、僕自身の興味関心が、まだマックスレベルで高くないから、やらないという感じです。でも「コミュニティ × NFT」とか、もしくは「ゲーム × NFT」の分野には興味津々なので、この分野では何かしらアクションを起こします

編集部:楽しみです。マナブさんはゲーム大好きですもんね。先日も、PUBGを1,400時間プレイして湿疹が出たとか…。NFT×ゲームのジャンル、何かしかけられるのを楽しみにしています。他にも、色々とビジネスアイデアをお持ちですよね。

マナブ氏:そうですね。アイデアはたまにツイートにも書いているんですが、僕自身は人を雇ったり、サービス運営をするのは大変なのでやりたくないんです。その時間があるならゲームしたいし、もしくはDeFiで遊ぶ方が楽しいなって感じです。

NFTをアイコンにするブームについて

編集部:今、TwitterのアイコンをNFT画像にするのが流行していますね。先日、Twitterの公式機能に、プロフィールアイコンをNFTにリンクさせる機能を実装すべく開発中だと発表されたばかりです。このムーブメントは、今後もしばらく拡大し続けると思いますか?それとも一過性のものですぐ沈静化するでしょうか。

マナブ氏:TwitterがNFT連携を発表したので、しばらくは続くと思います。

編集部:誰が誰だかわかりにくくなるのが、不便ではありませんか?

マナブ氏:確かに見づらがありますよね。例えば「Twitterと、NFTアートギャラリーの連携」などが搭載されたら、プロフィール画像のブームは落ち着くかもしれませんね。

かねりん代表/創業者

投稿者プロフィール

Web3業界を幅広くリサーチし分析を行っている。
2017年頃から暗号資産業界に通じ、国内外でWeb3関連プロジェクト・イベント等を多数手掛ける。
各種SNS、Voicy、メールマガジン、オンラインサロン運営等を通じてWeb3に関連する情報発信を毎日行っている。

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