新型SNS「friend.tech」の取引額が約95%減少していることが、オンチェーンデータから明らかになりました。

本記事で分かること

・friend.techとは何か
・friend.techの取引額について

friend.techとは？

friend.techは、8月11日にCoinbaseのレイヤー2「Base」チェーン上でローンチされた新型SNSです。
投稿者のShare(株のようなもの)を購入することで、購入者とチャットでやり取りができるサービスです。チャットの閲覧権を購入するというのがイメージしやすいかと思います。
※2023年8月22日に「Share」から「Keys」に名称が変更されています。
関連記事：【保存版】friend.techの始め方・仕組みを画像付きで解説！

friend.tech取引額の推移

friend.techローンチ1週間後の8月19日には、24時間で100万ドルを突破し、Uniswapを超える盛り上がりを見せました。
しかし、手数料は激減しています。DefiLlamaのデータを見れば分かるように、取引額が大幅に減少しています。8月21日の手数料は約170万ドルでした。8月30日には約95％以上下落し、約7万8000ドルになっています。

friend.techのトランザクションも8月21日の約52万5000件のピークから90％以上減少し、8月27日のトランザクションはわずか5万1000件強であったことが、Crypto KoryoがまとめたDune Analyticsのデータからわかっています。

出典：X（旧Twitter）

Coinbaseのpayments risk managerであるLisandro氏は、「friend.techは死んだ」とポストしています。

出典：X（旧Twitter）

まとめ

8月中旬に、国内でもクリプト界隈のインフルエンサーがfriend.techについての見解を示していました。
以下の関連記事で、friend.techの始め方と国内のfriend.techに対する反応を載せています。

関連記事：【保存版】friend.techの始め方・仕組みを画像付きで解説！

2023年9月中旬から、friend.techが盛り上がりを見せています。
Base上での動きは活発です。ローンチ直後から、100以上のdapps（オープンソースのブロックチェーンを利用して開発されるアプリ）とサービスを備えています。

市場のトッププロジェクトとして、OpenSeaやUniswapが「Base」への参入を明らかにしています。

出典：X（旧Twitter）

friend.techで「Base」が注目されましたが、チェーン上の動きが止まったわけではありません。
今後もBaseチェーン上で何が起こるのか注目です。

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