【ロイヤリティ復活?】Yuga LabsとMagic Edenが提携!ETHマーケットプレイスをローンチ予定

  • 2023/11/7 22:11
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人気NFTプロジェクト「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」の運営元として知られるユガラボ(Yuga Labs)が、NFTマーケットプレイス「マジックエデン(Magic Eden)」と提携しました。

本記事で分かること
・ユガラボ(Yuga Labs)とマジックエデン(Magic Eden)が提携を発表
・NFTマーケットプレイスの重要性
・既存NFTマーケットプレイスのクリエイターフィー
・ユガラボ(Yuga Labs)とマジックエデン(Magic Eden)提携の背景

ユガラボ(Yuga Labs)とマジックエデン(Magic Eden)が提携を発表

ユガラボ(Yuga Labs)とマジックエデン(Magic Eden)の提携が、2023年11月4日に発表されました。

https://x.com/yugalabs/status/1720757313676488927?s=20

公式X(旧Twitter)の発表によれば、「マジックエデンETHマーケットプレイス」を立ち上げるとのこと。
クリエイターのロイヤリティを尊重することを義務付けた「最初の主要なETHマーケットプレイス」にする契約のようです。
正式ローンチは、2023年末の予定となっています。

NFTマーケットプレイスの重要性

NFTが盛り上がった2021年当初は、クリエイターに報酬が還元されることが打ち出され、多くのクリエイターがNFTに参入しました。
今回の提携は「クリエイターを尊重したプラットフォームを提供する」とのことです。
最近のNFTマーケットプレイスのロイヤリティ撤廃の動きをみての提携だと考えられます。
マジックエデンの発表にも、次のような記載があります。

クリエイターなくしてweb3は存在できません。クリエイターを支援し、より良い未来を一緒に築いていきましょう。

https://x.com/MagicEden/status/1720759076517265625

「実質撤廃」となっているケースもあります。
代表的なNFTマーケットプレイスのOpenSeaは、2023年8月17日にクリエイターフィーの変更について発表しました。
翌日、公式X(旧Twitter)でも発表されています。

https://x.com/opensea/status/1692224333551186379?s=20

OpenSeaがどのような発表をしたのかを簡単にまとめます。

OpenSeaのクリエイターフィー

OpenSeaのブログでの発表から引用します。

何が変わるのか

2023年8月31日(木)より、この分散型エコシステムの原動力である選択と所有の原則をよりよく反映させるため、オープンシーではクリエイター・フィーをオプションに移行します。
これは主に4つのことを意味します:

1. 8月31日にOpenSea Operator Filterを終了します。つまり、その日から、Operator Filter はいかなるマーケットプレイスもブロックしなくなります。

2. 8月31日以前にOpenSea Operator Filterを有効にしたコレクション、およびすべての非Ethereumブロックチェーン上の既存のコレクションについては、OpenSeaは2023年8月31日から2024年2月29日までのすべての二次販売にクリエイター優先手数料を実施します。

3. 8月31日からは、クリエイターの希望する手数料が含まれたセカンダリー・リスティングをバイヤーが簡単に確認できるようにします。

4. 8月31日から、売り手がクリエイターの希望する手数料を選択したり、クリエイター手数料の支払いをカスタマイズしたりすることが簡単にできるようになりました。

はっきり言って、クリエイター・フィーがなくなるわけではない。

https://opensea.io/blog/articles/creator-fees-update

「クリエイターフィーがなくなるわけではない」とありますが、実質的には撤廃です。
ロイヤリティが任意制ということは、購入者側からしたらメリットしかありません。
たとえば、100万のNFTをロイヤリティ10%でを出品した場合、以下のようになります。

例)ロイヤリティ10%・OpenSea手数料2.5%の場合
1,000,000×(0.10+0.025)=125,000

例)ロイヤリティなし・OpenSea手数料2.5%の場合
1,000,000×0.025=25,000

全然違いますよね。投資家有利になります。
既存のNFTに関しては、2024年2月29日までロイヤリティを徴収できます。
それ以降は撤廃です。
2023年8月31日以降に発表されたコレクションは、クリエイター側でのロイヤリティ設定は出来ません。
この動きを見て、ユガラボが動きました。

https://x.com/yugalabs/status/1692627502999691453?s=20

ツイートの一部を抜粋します。

Yuga Labsでは、新しく革新的なコンテンツが生み出され、クリエイターがその作品に対して報酬を得られるようなエコシステムの醸成に貢献することを約束します。

https://x.com/yugalabs/status/1692627502999691453?s=20

今回のユガラボとマジックエデンの提携によるNFTマーケットプレイスのローンチは、こうしたNFTマーケットプレイスの動きから来ていると推測できます。

まとめ

最後にまとめます。

まとめ
・ユガラボ(Yuga Labs)とマジックエデン(Magic Eden)が提携を発表
・NFTマーケットプレイスの重要性
・既存NFTマーケットプレイスのクリエイターフィー
・ユガラボ(Yuga Labs)とマジックエデン(Magic Eden)提携の背景

NFTは2023年11月7日現在、投機的な要素が強いです。
NFTが一般化し、「デジタルデータの販売」として当たり前のようにクリエイターフィーが徴収できるようになるのが健全であると筆者は考えています。
必ずしもパブリックチェーンである必要はないと思いますが、今回のユガラボとマジックエデンの動きで、クリエイターフィーがどのようにして分配されるのか気になります。

秋葉 慶介副編集長

投稿者プロフィール

Web3.0、NFTのリサーチャー・ライターとして活動。
2021年にCryptoの思想に触れて興味関心を抱く。
アメリカのマシューボール(Matthew Ball)氏が2020年に提唱した、メタバースの5つの要素(狭義のメタバース)に感銘を受ける。
メタバースにはNFTが必要であることを確信し、NFTを購入。Web3.0での活動を始める。
「現実世界の拡張」「生き方の1つの手段」としてのメタバースの世界を目指し、NFTを多くの人に届けるために活動を続けている。

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